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監察医朝顔 17話 感想・ネタバレ 死の受け止め方

監察医朝顔 2シーズン目_R 監察医朝顔

鈴林です。

先週から既に「今回は泣くだろうな」とわかっていたけど、やっぱり泣いたわ。

なんというか…方向の違う死の受け止め方を見せてもらった、って感じ。

震災からもう10年か。10年って長いよな。

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監察医朝顔 17話

死の受け止め方

Episode 17: A small corpse

幼児虐待についてこのドラマで出てくるのは意外に感じた。

子供の遺体も法医学教室で解剖したりするんだ…。相棒か何かのドラマで「解剖は金がかかるから、あまりされない」と聞いたけど今は違うのかな?

田崎咲良(たさき さら)ちゃんのお母さんは、子供が亡くなった後なのにぼーーーっとスマホを見ている人で、

苗字忘れたけど杏奈ちゃんの両親は子供が亡くなったと聞いて大泣きしていた人たち。

光子もそうだけど、こうやって書くと田崎さんの方が「子供に愛情を持ってない」ように見えるんだよな。

先入観というか自分の中で人の行動を予想してしまうから、仕方ないものだとは思う。

Episode 17 Anna-chan died

https://www.fujitv.co.jp/asagao2/story/story17.html

杏奈ちゃんのご両親の方が虐待していたとは…なぁ。

胸腺、というものを初めて知った。人の体にそんなものあるんだ。

エンバーミングをするかどうか聞いた茶子先生に対し「お金がもったいない」と言って断るなんて、正直すぎるだろう…。そんなところにも罪の意識の無さがにじみ出ているんだろうか。

階段から落ちた赤ちゃんの顔がどんな風になるのかさっぱりわからないけど、きれいなものじゃないはずだ。

その赤ちゃんの写真を撮影して…そればかりかSNSにあげてしまうなんて気味が悪い。

自分のことを「かわいそう」だと思って欲しくてわざと殺したんじゃないか、とすら思えてくる。

ゆさぶられっ子症候群もなんとなく聞いたことがある。調べてわかることって本当にあるものなんだな。

そして光子に「異常に思える」と言われてしまった田崎さん。

Episode 17: Accept at your own pace

https://www.fujitv.co.jp/asagao2/story/story17.html

「ちょっと預かってもらっているだけで、少し経てばまた元気に帰ってくると思える」というのが…とても刺さった。

現実逃避したくなるよね…

おもちゃを誤嚥して亡くなったってことは、ほんの少し前までは元気に遊んでたってことだから…変な言い方だけど「さっきまですぐそこに居た」という痕跡が家中にあるんだよね。

咲良ちゃんの服、おもちゃ、おむつ、必要だろうと思って買ったもの、全部揃っているけど咲良ちゃんだけがいない。

田崎さんの旦那さんがなんでいないのかは描かれてないけど、シングルマザー? なのかな。

旦那がいてもいなくても、子供の物がたくさんある家で「子供だけがいない」なんて…頭がおかしくなりそう。

身近な家族とかで想像してもつらくなりそうだから怖くてできないもん。

忍さんが言っていた「50日という規定はありますが」というのが意外だった。

火葬? 葬儀をするまでに期日とかあるんだ…。まぁ…ご遺体を放置することも「死体遺棄」という罪になるから…かしら。

朝顔はおじいちゃんやお父さんを見ていて、そして自分もお母さんのことがあるから余計に田崎さんの気持ちがわかっただろうな。

「無理しなくていいんですよ」と言われるのって、すごく嬉しいよね。

田崎さん立ち直って欲しいわ。

おかえりお母さん

青森の漁師さん、いや東北の漁師さんはみんな人骨のような物をみつけたら警察に届けるようにしているのかな…。

震災の後、漁をしていたら「誰か」を見つけてしまうことは少なくなかったはずだ。

あたしだったら「なんかゴミついてるな」と思って海に投げてしまいそうな小さなものを「人かもしれない」と思って大事に取っておいてくれるなんて…「良い人」という言葉では足りないくらいに優しい人達だ。

Episode 17 Ominato

ピンの場所が大湊

グーグルマップより

大湊の場所調べたら、なんとなく「ここに色々溜まりそう」と思える場所だった。みつかる場所までリアル。

嶋田さん、朝顔のおじいちゃんに「この歯はお母さんだよ」って嘘をつきそうになったけど…やめてよかったよね。

だからみつかった、なんて言えないけど…でも本当に良かった。

どんな気持ちなのかあたしには想像することしかできない。

10年ずっとみつからなくて「死んでないかもしれない」なんて幻想は抱いてなかっただろうけど、骨がみつかったことで「本当に死んでしまったんだ」と受け入れざるを得ない。

でも「やっと見つけられた」と喜ぶこともできる。

探している内が幸せだったかもしれないし、見つけた方が幸せなのかもしれない。

それこそ「死の受け入れ方は人それぞれ」なんだろう。

朝顔も平さんも嶋田さんも、そして桑原くんもつぐみも里子さんの骨と接する時、人と接するかのようにしているのが良かった。

「ごっこ遊びみたいなもの」と言ってしまえばそれまでだけど、やっと帰ってくることができたから…嬉しいよね。

嶋田さんは満足して逝くことができたんだろうか。

最期に里子さんが来てくれてたみたいでよかった。

一体誰に渡すのか!?

Episode 17: Who will you give it to?

https://www.fujitv.co.jp/asagao2/story/story17.html

バレンタインにチョコクッキーを渡すために家で何度も焼く練習をするなんて、つぐみちゃんすごいじゃん!!w

練習までするなんて偉いというか、頑張る意欲が伝わる!w

しかしクッキーを焼く手伝いをする朝顔も、クッキーを消費しないといけないのも大変だな…w

「しょうた君に渡す!」と言ったり「やっぱりゆうき君かな」と言ったり、つぐみちゃん気が多いなw

でもこういう子いるよね~~~! 幼稚園の頃は特に気が多い子いる!

友達、いやマブダチですから!

茶子先生に相談すると元気出そう~~~~!

人によってあのテンションが嫌って人もいると思うけど、平さんみたいな人だと余計に茶子先生の明るさに元気づけられるな。

病気のことで迷惑をかけるかも…とか、こんなこと言っても迷惑ですよね…と、平さんは「ごめん」をうまく使わない形で謝罪の意思を伝えるのが上手くなってしまったな。

茶子先生が明るく話を展開してくれるのがありがたいし、且つちゃんと話を聞いてくれるのが嬉しい。

忘れるのが怖い

Episode 17: I'm afraid to forget

https://www.fujitv.co.jp/asagao2/story/story17.html

平さんは里子さんのこと大事にしてたし、みつけたくてずっと頑張っていたのに「みつかりました」の連絡があったことを覚えていられなかったって…ショックだろうな。

「自分はもう昔の自分とは違うんだ」ってまざまざと感じてしまったんじゃないだろうか。

これまでずっと「忘れるわけない」と思っていたのに、病気のせいとはいえ忘れてしまうなんて…どれほど悲しいだろう。どれほど辛いだろう。

今回の良いこと次回の悪いこと?

つぐみちゃんが言う「妹でもいい?」という夢、正夢になりそうだな。

すごい夢の話だったw 本当にありそうだからなんか怖いw

平さんの言う通り、預言者みたいだw

そして本当に2人目できたしね。おめでとう!!!

そして次回からまた…不穏な空気が…。

このドラマの「不穏さ」は他のドラマと毛色がなんとなく違うんだよな…。

 
  

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