鈴林です。今日で西郷どんも終わりか…。
西郷どん、最後の城山へ――。
最終回「敬天愛人」は
あす12/16(日)
BSプレミアム:午後6:00〜
総合テレビ :午後8:00〜
60分拡大バージョンにて放送!#大河ドラマ #西郷どん#鈴木亮平 #西郷隆盛 pic.twitter.com/RQMoIpOUnt— 大河ドラマ「西郷どん」 (@nhk_segodon) 2018年12月15日
個人的に途中辺りはあんまり無かったんだよ。後半の政治的なやつがどうこう…とか一蔵と吉之助が仲悪くなるような辺りはあんまり…だったんだけど、やっぱり最終回まで見てよかった。
いつものあの明るいOPを最後に持ってくるのは良いよね。今回の内容暗いからあれを最初にやられるとちょっと…台無し感あるよね!
西郷どん 最終回 47話「敬天愛人」
子供のままなら良かったのに
こーいうのを見るといつも思うけど、みんな子どものままでずっといられたら良かったのに。何か思想の違いとかが生まれたとしても、それが子供の頃の話だったらもっと平和的に解決するのに…。
大人になると意地とか体裁とか見栄が邪魔をして素直に解決できなくなっちゃう。戦わないとダメだとか、~しないとダメみたいになってしまうのが悲しい。
斉彬からもらったカステラの包み紙に書かれた「鹿児島」の英語…というかフランス語? ポルトガル語? あの紙をずっと大事にしている一蔵も、石にみんなで文字を書いた思い出を共有している吉之助も新八も根本は変わってないのに。
戦わなくてもどうにかなったような気もするけど、それは戦ったから思えることなんだろうか。
お前を許さない
信吾も琴ちゃんも糸ちゃんもみんな吉之助を大事に思ってるし死んでほしくないと思ってるのに、どうにもできないのが悲しい。
琴ちゃんが信吾に「この戦いを止めて」ってお願いしているシーンがとても辛かった。琴ちゃんの気持ちわかる。
https://www.nhk.or.jp/segodon/story/47/
戦う意味が無いし、信吾のいる新政府軍と兄の吉之助がいる西郷軍が戦う意味…あたしもよくわからないもの。止められるものなら止めて欲しいし話し合いで解決して欲しい。だからこそのお願い。
でも信吾はもう止められないってわかってる。吉之助もそれをわかっているから戦いの最中にいる。きっと琴ちゃんだってなんとなくわかってる。それでもお願いしてしまうんだろうな。
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信吾に八つ当たりのようにしているのを琴ちゃんもわかっているだろう。でもそうしないとどうしようもない。誰かにぶつけたかったのかもしれない。本当に信吾が憎かったかもしれない。
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糸ちゃんはそんなこともせず、息子が父の命乞いをするのも止めて、且つ信吾の気持ちも汲むなんて…できすぎた人だよ。糸ちゃんは一体どのあたりからここまで人間レベルが高くなったのか。
信吾の夢

信吾の東京の家デカすぎじゃん。どうすんだよ
ってちょっと思ってたけど、鹿児島の家族を呼ぶ予定だったのか…。
吉之助に糸ちゃん、熊吉に吉二郎の家族…もしかしたら琴ちゃんの家族だって呼びたかったかもしれない。だからあんなに広い家にしたんだ。
でも琴ちゃんには恨まれてしまった。きっとみんなを呼んでも、琴ちゃんのことを気にして…もしくは鹿児島に残りたいと言って来てくれないだろう…な。1話での西郷隆盛の銅像お披露目会で糸ちゃんは来ていたけど、信吾の家にずっと住んだりはしないだろうな…。
これこそ本懐
https://www.nhk.or.jp/segodon/story/47/
降伏すれば西郷隆盛の命は助けるって…確かに甘い。賊の頭なのに命を見逃すなんて、普通は無いことだ。
その申し出を受け入れればいいのに、それを断る吉之助は本当に死んでもいいと思ったんだろう。
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前日にみんなで楽しく夜を明かして、次の日に全員で突撃。
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久武さんは敵を弓で射殺した後に銃で撃たれて、新八はボロボロのまま自害。半次郎はかつての盟友に頭を撃たれて死んだ。
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吉之助が最後まで残った形になったけど、天を仰いで死んだ。
逃げようと思えば逃げられたのに、逃げなかった。最後の武士として散った。
武士として散ることで後の世に色々残したかったんだろうか。
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海江田が砲撃の音を聴きながら一人泣いているのが辛かった。信吾は砲撃の音を聴きながら一人東京に帰るというし。聞いていられなかったんだろうな。
山県さんが西郷軍を思い切って仕留められなかったのは、吉之助に恩を感じていたからだったのか。他の新政府軍の人たちも、心の底から吉之助たちを賊だとは思えなかったし思っていなかった。
何かしら吉之助に助けられたことある人たちばかりだった。
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でも彼らは投降してこなかった。だからこそ総攻撃をした。思い切って殺してしまうことが…激突することが彼らのためだと思ったのかしら。
わかっていたのに
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一蔵の「シサツ」という電報は、吉之助を殺すものじゃなかったのかもしれない、と思った。視察の意味で使ったんだろうか? それともあの時は本当に死んでしまってもいいかも、と思っていたんだろうか。
一蔵は吉之助たちが投降すると思っていたんだね。でもしなかった。総攻撃をすることが決定してしまった。
そうなって初めて、西郷吉之助がこの世からいなくなってしまう現実と向き合ったのか。演説もほぼできず、鹿児島県だけ参加しなかった展覧会。
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家に帰って満寿ちゃんに出迎えられて泣く一蔵を見て…悲しかった。
自分でもああなることはわかっていたはずなのに。一蔵が追い詰めたことでもあるのに、あんなに泣いてしまうなんて本当に友達だっただなぁ…と感じる。
あたしが思う「自分で追い詰めた」ってのは一蔵が一番わかってるんだと思う。自分で意図してやっていることだし。それでも吉之助が死んでしまうのはどうにも悲しかったんだ。
家が隣で、ずっと一緒に頑張ってきたとっても仲のいい友達の吉之助。その吉之助が死んだ後、暗殺されてしまった一蔵。
想い半ばだったけど一蔵にとって何か良いものであってほしい。
ラストで「正助どんを忘れた」のシーンを流してくれるのいいわぁ~…。あの頃はよかったよね。2人ともほぼ同じ方向を向いていた。
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