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豊臣兄弟! 31話「これで、お別れにございます」感想・ネタバレ 兄の覚悟を知るまで

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鈴林です。

信長という1人の人間がいなくなっただけで、家臣たちがこれほど揉めるとは…信長本人は考えたことはあるんだろうか?

「信長ならこれはどう思うんだろう」って考えちゃうけど、答えは無いんだよなぁ。

豊臣兄弟! 31話「これで、お別れにございます」

どこが葬式出すか問題

信長がどう思うか、とかじゃなくてマジで権力争いの様相を呈してきた。

三法師さまは相変わらずかわいいんだけど、信孝が独占してるせいで出番がないのが悔しい。

早く解放しろ! かわいい子を独占するんじゃない!!

だからと言ってすぐに取り返せるものでもないし…というのが難しいところなのが面倒くさい。

信長の葬式を開いて、それに参列してもらおう! という作戦は良かったけど、秀吉包囲網が強すぎて「ひっそりとした法要」に秀吉呼ばれないとか……w

大人による露骨な仲間外れはキッッツいな。

こういうのをやることで「あいつは仲間じゃありません敵ですーーーー」ってのを知らしめることにはなるけども…w

それはそれで負けずに秀吉が葬式開くというのは、なんかわかる。

なんかそういうところも信長みを感じる。

「開きたいから開くんじゃ!」感がある。

暗殺者が葬式に来るってのも驚いたけど、その暗殺者をその場で殺さず「戻るところがないなら家来にしてやる」という懐の広さを見せつけるというパフォーマンスにもなったのうまい。

あの寺を貸してくれることになった恩人は千利休っぽいけど、近々出てくるのかな。

小一郎が「殿」ではなく「兄者」と呼ぶのは素の時、というのが改めてわかる回でもあった。

信長さまとのお別れ

信長が亡くなってから3か月以上経ってはいるけれども、お葬式って生きている人達向けのもの、という考えもあるから…良いのかな。

この大河では信長が亡くなる前に敦盛を舞うことは無かったけど、お葬式で秀吉がやるんだ。

出来不出来はよくわからないけれども、大好きな信長がやっていたものを自分がやることになるというのは…嬉しくもあり悲しくもあるだろうな。

草履を置く時の「これでお別れにございます」がとても寂しそうというか悲しそうに聞こえた。

家宝にはするけれども、あの草履はあそこに置いていくことにしたんだな。

小一郎は草履をあそこに置くような様子はなかったけど、小一郎はどうするんだろう?

小一郎は色々忙しそうだったけど、ちゃんと葬式に参加できた瞬間もあったようで良かった。

兄の覚悟を知るまで

小一郎と秀吉の距離が近すぎて「この2人お互いに依存してるんじゃないか?」とか思ったけど、ただただ距離が近すぎる瞬間がある兄弟、ということなのかな。

しかし回想で抱き合うところを見るとどうしても「男兄弟でこんなことするもん…?人によるか…?」とか考えてしまう。

与一郎が亡くなった日、秀吉は小一郎を抱き寄せて「わしが上様の跡を継ぐ」と言って決意を小一郎だけに表明してくれた。

小一郎はあれを聞いて驚いた様子だったけど、反対はしてなかった。

市の言う通り、信長の跡を継ぐということは織田家の存続とかはあまり大事にせず「滅んでも良い、むしろ滅ぼす」くらいの覚悟が必要なんだろう。

後ろ盾になってくれるのなら良いけど、敵対するのなら潰していくという気持ちで織田家を「利用する」くらいのものが必要なんだろうな。

でも小一郎は言葉通りに「織田家も大切に」したいと思っているし、織田家の家臣だった者同士仲良くもやっていきたいと思ってる。

実際難しいとは思ってはいるけれども、兄の秀吉をトップにして前みたいにみんなで仲良くやっていければ…と思っていたから1人で市のところに行ったんだろうな。

丹羽長秀のところに1人で行って修繕を早めてもらえるように頼んだ時も、小一郎は「そんな話初めて聞いた」というリアクションをした。

丹羽長秀からしたら「小芝居をしおって」とも捉えられるし「弟も知らなかった!?」とも感じられる。

みんなで仲良くやっていきたい思いがあるから、丹羽長秀のところにも行ったし市のところにも行った。

しかし秀吉は「仲良く」なんてしなくても良いと思ってる。

敵対するなら潰すし、従うのなら許す、と思ってる…んじゃないかな…? そういうところは確かに信長に似ている。

小一郎が思う「新しい世までの道」と秀吉が思う「新しい世までの道」が全く違ったことを、市との会話でわからされることになった…んだよね。

所領はまだしも身内3人を人質として渡すのは、羽柴家からしたらつらすぎる。

市も羽柴家が仲が良いのをわかってそう言ってるし、引き渡さないだろうと思って言ってるようだった。

市があんな風に「これからはこんなに厳しくなるんですよ」って言わなくても良いとは思うけど、これまでの関係とか過去があるからあんな風に言ってくれたんだろうな。

市との会話でも思ったけど、小一郎は「言われて嬉しいこと」を言ってくれるのが良いよね。

「こんなに遠くにお市様がいらっしゃるなんて寂しい」とか「それでも! また会いに来ます!」とか。

ああやって冷たく接したりもしたのに、それでも変わらず懐いてくれるというかそんなこと言ってくれたら嬉しく思うわ。

そういうところがうまい!!

よく天下取れたな…

歴史の授業で必ず習うから、ほぼ全国民が

信長 → 秀吉 → 家康

の順で天下を取るのを理解しているわけだけれども、こうやって改めて観るとよく秀吉天下取れたな…。

信長の家臣だった、柴田勝家も丹羽長秀も池田恒興も秀吉のこと嫌ってて法要からもハブられてるし市だって秀吉アンチになっているのに…

それでも天下は取れたんだよな。

ラストで丹羽長秀が「屈服したんじゃ」って言っていたけど、手際の良さがやはり際立っていたんだろうか。

1話で確か、賊を捕まえたのは藤吉郎たち兄弟だけど報告した丹羽長秀が信長から褒美をもらった、というシーンがあった。

あの時の教えというか教訓が…ずっと生きてるよね。

信長も賊を捕まえたのは兄弟だってわかってたけど、でも実際に報告した丹羽長秀に褒美を渡した。

「そういう世界だ」と兄弟に知らしめた。

家老として4人で支えようとは言ったけれども、約定的なものは交わしてなかったし…だからこそ抜け駆けもできた。(約定交わしてても抜け駆けはしてそうだけど)

1話でのことをだいぶデカいスケールで丹羽長秀にやり返したのが…あのたくさんの諸将たちの名前、ということなのかな。

あの連ねられた名前を見て、自分の立ち位置を理解し「屈服したんじゃ」って言える丹羽長秀はすごいよ。

画像引用元:大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式X、https://www.nhk.jp/g/ts/P52L88MYXY/blog/bl/pdRPMxDlrQ/bp/pE4aDXGv7p/

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