鈴林です。相棒17も3話目でいつも通りの時間での放送になった…。
相棒の良いところは、毎回何かしら面白いところなんだよね。ハズレの回が無い。それぞれにそれぞれの違った面白さがある。脚本家の方たちが競っているからなんだろうなぁ…!
今夜9時!『相棒season17』第3話「辞書の神様」~殺人事件の容疑者は“辞書の神様”!?特命係VS「言葉」に取り憑かれた天才!特命係が読み解いた事件の意外な真相とは?https://t.co/Fba6E5Ao8O pic.twitter.com/NbaXSFrCVt
— 相棒 (@AibouNow) 2018年10月31日
今回ゲストで出演している森田順平さん、声優さんなんだよね…。今までもたぶん声優さんは出たことが…あるかもしれないけど、自分の知っている声優さんがゲストで相棒に出るなんて…もう…! 嬉しい!!
あたしが出たわけでもないのに嬉しい!
今回は何かのオタクの人なら感情移入しやすいかもしれない。
相棒17 3話「辞書の神様」
行きがかり上の付き合い
https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0003/
始まってすぐ…犯人は国島さんかと思ったw だって…設定がもう怪しかったし。

なーーんだこいつかー。早いなー
とか思ったけど、想像以上に展開が変わってよかったw あっさり騙された方がこーいう話は面白いw
国島さんと大鷹先生は一時は揉めていた時期もあったのかもしれない。
https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0003/
大鷹先生は、下の国島さんに越されてしまって立つ瀬が無くなってしまって学会に居づらくなってしまった…とかもあるのかもしれない。全く気にしなかった可能性もあるけど。
気にしなかったとしても、周りからの風当たりが変わるからそれが面倒で大学をやめた可能性もある。
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国島さんは、右京さんが言っていた通り大鷹先生が羨ましかったのかな。自分にはできないことを当然のようにしている大鷹先生。
家族も、人生も何もかも辞書に、言葉に捧げて生きている大鷹先生。
学会での地位も他人からの目も、何にも興味が無くただただ言葉を集めその意味を追い求める「言葉の探究者」な大鷹先生。国島さんは、なりたくてもなれなかった…んじゃないかしら。
大鷹先生よりも上の地位に行って、大学ですれ違えば大鷹先生が会釈をする立場にもなった。周りからの目も変わった。
https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0003/
しかし「探求心」は大鷹先生の方が勝っている。学会ではバカにされていても、自覚している国島さんになら自分と大鷹先生の差が大きくわかったんじゃないだろうか。
だから…第三版には参加しなかったのかな。
大鷹先生と距離を置きたかった。でも四版に向けて動き出した時、これまでと変わった。
中西さんから打診があったか、病気を先に知ったかは…よくわからない。説明あったかもしれないけど、私はよくわからなかった。また観返そう。
https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0003/
もしかしたら病気のことが無くても、主幹を変わると言われない時でも国島さんはもう戻っていたのかもしれない。
大鷹先生のようにはなれないけど、一緒に編纂をすることで大鷹先生に近づくことはできる。共に作業をすることで得るものはある。羨ましい、悔しい、からこそ戻って来たのかもしれない。
だからこその「行きがかり上」なんだろうか。
助けるために自首
なんとなくだけど、大鷹先生は国島さんのことをそこまで大事にしてないのかと思った。ペットボトルを捨てたことで怒ってたし、「何年俺の下にいるんだ!」とか言ってたし。
でも国島さんが自分をかばって警察に行ったと聞いて、すぐに飛び出すほど…大事だと思っていたんだ…。
和田編集部長が言わせるようにした嘘をメモして暗記するほど、国島さんに申し訳ないと思ってたんだ…。
http://post.tv-asahi.co.jp/post-65683/
国島さんの大鷹先生への思いも尋常なものじゃないよなぁ。だって代わりに凶器を持って帰ってくれるくらいなんだもの。休みの日なのに様子を見に行って、公園まで迎えに来てくれる。
そして死体を見つけて、大鷹先生を庇って凶器を持ち帰ってくれる…。
こんな人いるかよ…!!! 良い人越えてるやん…。
大鷹先生はアルツハイマーになっただけで、人柄そのものは変わってないのがまた良いわ。病院にいても、国島さんのために警察に行こうとフラフラと出て行ってしまう。
状況は全く理解できていないけど、それでも何とかしようと動いている。
まぁ…病院から出させてる警察がちょっとダサいけど、この場合は展開上仕方ないw
https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0003/
なんかもう「仲が良い」とかそんな言葉では表せない関係だと思う。お互いにお互いを尊敬し認めている関係なような気がする。
「千言万辞」の主幹が、大鷹先生と国島さんの2人になってて泣けたわ…。あれが大鷹先生最後の本になる…のかな。
王道が死んで邪道が残るなんてありえない
今回の犯人、和田編集部長の言い分…というか動機は何とも身勝手。いや…身勝手じゃない殺人の動機なんてあまり無いんだけども。
王道の国語辞典が終わることが決まったのに、どうして千言万辞は終わらないのか、という勝手な願いから始まった事件。
中西さんは千言万辞への愛は特にないけど、業績を上げて営業部へ戻ろうと頑張ってた。興味・関心が無かった分野のはずなのに前進できるのってすごいと思う。最近読んだ鳥嶋編集長の記事に近しいものを感じた。
でも和田さんは…勝手。ツイッターとかでもよく見かける「反対意見は許さない」「アンチは許さない」とか言うファンと似たようなものを感じる。自分の好きなもの以外認めない、それ以外はみんな滅ぶべき、みたいな偏った考え。
千言万辞の方が売れてるんだから仕方ないじゃないか…。時代の流れだよ…。それを受け入れないで、自分の好き・嫌いで仕事して真面目に仕事しようとしていた中西さんを殺すなんて、勝手すぎる。
自分の好きなものが無くなって、真逆のものが残るなんて…! と怒るのは理解できる。怒るというか悲しいのかな? まぁ…とりあえずわかるよ。
でもそれを誰かのせいにしたりとか、ましてや人を殺すなんて…。えぇぇぇ…。国語辞典にも謝ってよ…。
右京さんも言っていたけど、「正しい言葉を伝えていくのが使命」のはずだったのに大鷹先生に嘘を言っちゃってるじゃん。
正しい言葉ではなく、嘘の言葉を伝えてるじゃん。
言葉が好きで、国語辞典が好きなはずだったのに自分の好きなものを利用して犯罪を犯してしまうなんて悲しい。
和田さんが一番自分を罰しているようなラストだった。これからずっと自分で自分を責めていくんだろうな。
益子さんと特命係
冠城さんが4年目ってことは、益子さんも4年目…だよね?
益子さんもすっかり慣れたな~~~~。始めは益子さんの顔怖いし、特命係とも仲良くなれなさそうだし、今後は鑑識の力は借りられないんだな~~~って思ってたけど…。
今ではすっかり仲良くなって「凶器はペーパーナイフだな」とかさらっと教えてくれるような関係に…!w
鑑識の部屋に行っても無下に扱わないし、頼んだものも調べてくれるし!w 米沢さんは特命係に力を貸しまくってて目をつけられてたけど、益子さんはそーいう煩わしさが無いからまだ自由なのかしら。
益子さんの猫好きエピソードまた来ないかな~。
さっさと言いなさい!
青木は特命係に配属になって、本当に影が薄くなった。何なら忘れちゃいそうなくらいに薄い。
青木は冠城さんたちと一緒に現場に行かないからな~~。会社に遊びに来てる感覚??w いいな~~~。
青木さんと冠城さんは、警察学校の同期で警察に入ったのも同期。でも…右京さんは今も昔もずっと上司、上の立場だからね。
http://post.tv-asahi.co.jp/post-65683/
サイバー犯罪対策課の頃からも、右京さんは上の立場だったけど部署違うしサイバー犯罪対策課は特別扱いされてたから以前の対応でもよかったけど…w
今は直属の上司だからね!w
右京さんの「さっさと言いなさい!」超笑ったw 面白かったww
まともに怒られて青木もシュンとしてるのがまた面白いww シーズン17の後半とかに青木がいなくなっちゃったりするんかな~。1話くらい青木が活躍する回あっても良いと思うんだけどな。
ひねくれ者
花の里での、幸子と冠城さんの2人の攻撃笑ったw
あれ絶対、辞書でわざわざ「ひねくれ者」を探してるでしょw 探してから「あーーー! これ右京さんにぴったり!」とか言ってると思うんだよねw
読み上げた後の幸子さんの「うう~~ん、偏屈!?」とか考えついてる単語が全部失礼w 本人が目の前にいるのに失礼な単語ばっかり出てくるw
「お好きにどうぞ!」って怒っちゃう右京さんもかわいいw
意外とおじさん
冠城さんって「マジ卍」知らないんだ…w
右京さんに「意外とおじさんですね」って言われてて笑ったw 冠城さんはプレイボーイだから知ってそうなイメージだったけど…確かに「マジ卍」とか使う子は対象じゃなさそうw
冠城さんはもっと知的な女性か、エロさのある女性が好きそうですね! そんな回、待ってます!!!!
次回は全くそんなこと無いし、角田課長と激突するらしいから…。不安…。
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コメント
犯人役の人は、相棒10の9話の被害者と同じ人なんですよね。自分を殺した9話の犯人と同じ末路をたどるとは・・・
身勝手な理由や同情できる理由で人を殺した犯人はある意味、虚しい劣等感を感じて生きていくものなのでしょうね。
誠二朗さん、コメントありがとうございます。
「あの時観た人!」という方がまた出てくるのも面白いですよね。
劣等感の現し方が変えられていたら、もっと色々良い方に転んだんでしょうけどね…。