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相棒12 13話「右京さんの友達」感想・ネタバレ 彼”は今後どんな人生を歩むのか

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鈴林です。

右京さんにこれまで「友達」はいたのだろうか、と考えたことがある人は多いと思う。

難しい…答えが出ない…! いて欲しいけれども……!!

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相棒12 13話「右京さんの友達」

“彼”は今後どんな人生を歩むのか

右京さんと親しくなる人って、大体犯罪者なんだよなぁ…。

前に出てきた回だと、クラシックの趣味が合った人かしら。

右京さんと親しくなる人、趣味が合致する人という時点でそもそも珍しいのだけどね。

右京さんが和製シャーロックホームズと言われていることや、かつてミステリー小説を書いたことまで出てきて懐かしかった。

右京さんが嘘をついたことで亀山さんが大変なことになったんだよな…w

毒島さんについて調べていたんだろうか、とか、「孤独の研究」の”彼”についての記述は想像なんだろうか…とか色々考えてしまう。

学生時代の”彼”の様子が想像なのは右京さんの過去と似ているところがありそうだ、というところから着想を得られそうだけど…

大学時代とか大学院時代の毒島さんについてはどうなの…?

でもなんか合ってるような気がするんだよな。

右京さんが紅茶愛好家っぽい人と一緒に外で紅茶飲んでる時に、毒島さんが喧嘩ふっかけてきた様子からの想像かもしれないけど…想像細かすぎない!?

毒島さんにとって、隣に越してきた佐藤さんは色んな意味で「はじめての女性」だったんだな。

親しくなったのも、あんなに会話するようになったのも、そして馬鹿にすることなく向き合うことができたのもきっと初めてで…そして好きになったのも初めてだったはず。

でも佐藤さんからしたら毒島さんは「恋愛対象」ではない人。

隣に住む紅茶に詳しい犬好きな人、であることに変わりはない。

だから新しくできた彼氏についても話したんだろうな。

佐藤さんが烏森さんに襲われた音で部屋に入ってきているシーンから察するに、あんな風に部屋に行くことは珍しいことじゃなかったんだろう。

それくらいには親しい間柄だった。

でも毒島さんから「君を愛しているから」なんて言葉がずっと出なくて、佐藤さんはそんな様子の毒島さんを見てなんだか面白くなって笑ってしまったんだろう。

それが元で、佐藤さんが一番好ましく思わない「ぶつ男」になってしまうなんて…悲しかった。

毒島さんが佐藤さんを殴ったことで、「毒島さんを好きになってくれない理由」が増えたというか…確定してしまった気がした。

毒島さんは恋愛対象じゃない、犬を大切にしてくれる隣人だからこそ佐藤さんは「なんでもする」というお願いを

「私を殺して」に使ったんだと思う。

完全犯罪にできるはずなのに右京さんたちを呼んだのは、カイト君が予想したことも入っているとは思うな。

自ら罪を認めたことで、少しでも毒島さんの罪が軽くなれば…いいなと思う。

右京さんたちの華麗なる遊び

確か前にもこんな風に「目の前に話題にしている人物はいるけど、違う名前で呼び会話を続ける」ってあったな…と思ったけど相棒7の15話だわ。

カイト君は”彼” = 毒島さん だとわかりながらあの会話を続けるのは嫌だったみたいだけど、カイト君に止められなかったらずっと続けられただろうな。

毒島さんは「孤独の研究」を読んでいてすぐに「これは私のことだ」ってわかったはずなのに、ちゃんと自分とは別の人物として”彼”のことを批評しているのがすごい。

「これって私のことじゃないか!」と怒り出さないところに知性を感じる。

まずこれができない人は多いと思う。

「”彼”は~」と、目の前に毒島さんがいる状態で”彼”について話すの、想像したら居心地が悪すぎるんだ……!!!

カイト君が遊びを止めたのは気まずさがあってのことなのかもしれない。

でも、あの遊びができたということは、そういうところもやはり「友達」として馬が合ったんだろうな。

あなたは孤独ではなく孤高

右京さんは「孤独」ではなく「孤高」か。

物は言いよう、とも思えるし、そうかも、とも思える。

右京さんは正義に対する思いは強いし、警察官であることの誇りもしっかり持っている。

事件にすぐ首を突っ込むのは知的好奇心というのもあるだろうけど、事件を解決したいというのもあるんだろうな。

毒島さんに「孤独ではなく孤高」と言われて「恐縮です」と、お礼を言うわけでも否定をするわけでもなく受け止めるのは優しさだよなぁ。

ワトソンと言われたカイト君……後々のことを思うと複雑だわ…w

真剣に読んでくれた読者がいる

ミステリー小説の批評を書いているブログって今もあるだろうけれども、作者の人も見に行くのか~~~。

でも気になるよなーー。

書いてある内容はどれも辛らつなものばかりだったけど、真剣に作品と向き合ってくれたからこそ、それらの内容を書くことができるわけだから作者としたら嬉しいのかな。

獄中で批評ブログを続けられ……ないとは思うけれども、ミステリー小説を読み続けることは続けて欲しいなと思ってしまう。

文章の校正の仕事とか、動画編集の仕事とかが毒島さんに向いていると思うな!

画像引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou_12/story/0013/

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