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相棒4 9話「冤罪」感想・ネタバレ どこまでが彼女の復讐だったのか

Buddy 4 相棒

鈴林です。

スペシャルでもなく、突然この話をやるのがすごいと思ってしまった。

本当に45分で事件が解決するのかわからなかった。

厳密には解決していないんだけど、ある意味「終わった」と言えるんだろうか。

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相棒4 9話「冤罪」

どこまでが彼女の復讐だったのか

篠宮ゆかりの復讐は裁判であの発言をする、ということまでが全て含まれていたんだろうか。

右京さんの言う通り、安城刑事と室園弁護士が篠宮ゆかりに「篠宮彬は冤罪だった。本当の犯人は青木由紀夫だった」と教えた…というのは特命係がした想像に過ぎない。

安城刑事と室園弁護士が教えた、という明確な証拠はない。

篠宮ゆかりがその録音を持っている、とかなら別だけども裁判の状況で出せるとも限らない。

右京さんの言う通り、篠宮ゆかりが「兄を冤罪にした」という恨みで彼らに罪を擦り付けた、とも捉えることができる。

安城刑事と室園弁護士はきっと…本当に「傷害致死にしてやる」とか「執行猶予をつけてあげる」とかは言ったんだろうな。

「傷害致死にしてやる」とか言ったってことは、復讐によって青木由紀夫を殺してしまってもいいよ…ということを言ったってことであり…

殺人教唆をしたってことになる…よね。

篠宮ゆかりの恨みはどれほどだろうか。

右京さんの言うとおり、篠宮ゆかりにとって警察も検察も裁判であっても信用できるものじゃなかった。

検察の取り調べで「兄が冤罪で捕まったことによる復讐」と言ったのは、マスコミの気を引くためだったのかな。

「こいつの裁判を傍聴すれば新しい何かがわかるかもしれない」的な…? そういう流れを期待したから、兄が冤罪だったことは認めたんだろうか。

安城刑事たちに罪を擦り付けようとしていたとしても…過去に篠宮彬を冤罪にしていたこともあるし…

自業自得なのか、とも思えてしまう。

火元の場所

小野田官房長が久々に出てきたと思ったら、彼も失敗をするんだな。

今回の事件の火元は、特命係でも安城刑事たちでもなく篠宮ゆかりだった。

小野田官房長は特命係の動きさえ封じてしまえばこの事件はいつか風化すると思ったんだろうけど、そういうところも含めて、篠宮ゆかりは警察を信じていなかったんだろう。

だから裁判で「本当のこと」を伝えた。

小野田官房長も内村刑事部長も特命係のせいにしないで、安城刑事を問いただしたりして「警察には自浄作用がある」ということを示しておけばよかったのに。

沸騰している鍋にフタをすると吹きこぼれる。

フタをして火を止めること、でも対処はできるけども…これは「火元がわかっていれば」という話だよね。

今回警察という組織は火元を誤って捉えてしまった。だから篠宮ゆかりによる復讐を受けた。

冤罪は怖い

今も警察の無理な取り調べによる冤罪…ってあるんだろうか。

録画まではしていないにしても、無理な取り調べは無いと信じたい。

冤罪怖すぎる。犯していない罪で裁かれるって理不尽の極み。

というか一度「犯罪者」だと疑われると、それだけで社会復帰するのが難しくなってしまう。

仕事も家も何もかも探しづらくなってしまう。

働いていた人であっても、その仕事をクビになるだろうし難しいことこの上ない。

ある意味…復讐することができただけ、篠宮ゆかりは幸せだったかもしれない。

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