鈴林です。
東京23区には監察医制度なんてものがあるのか。
2022年現在でもこの制度がしっかりと機能しているのかはさらっと検索したくらいではわからなかったけど…あったことはわかる。
悲しい回だ。
相棒6 18話「白い声」
命をかけた訴え
中津留順子さんの死の真相を知るために1人でビラを配っていたお父さんによって、事件が発覚した。
角田課長たちがビラをもらっていてくれなければこの事件の犯人は捕まってなかっただろう。
23区外で変死したばっかりに単なる病死と決定づけられて、ストーカーのような奴もいたのに調べられることもなく「事件性無し」として終わらせられてしまった。
右京さんと亀山さんがまた調べてくれたから、部屋に青酸ソーダが混入されたオレンジジュースがあったこともわかったというのに
東調布署の熊沢刑事は取り合うことすらしてくれなかった。
中津留さんが亀山さんに言っていた「始めに来てくれた刑事さんがあなたならよかった」というのは本音だろうな。
親身になって聞いてくれて捜査してくれる、そんな刑事であったのなら…と思っての言葉だったんだろう。
特命係だけの捜査にはなってしまうけど、もう少し待ってくれていたら犯人がわかったのに。
中津留さんは娘の順子さんとほぼ同じ場所で、同じ方法で死んでみせて「病死だと判断したでしょうが、私は毒を飲んで死んだ」と手紙まで残した。
命をかけて順子さんの死が病死でなかったことを警察に訴えた。
白い灰になってしまって毒物は検出されないけれども、恨みは残っている…と言わんばかりのメッセージ。
中津留さんが死んでしまったのが悲しすぎる。
毒を手に入れたことによる全能感
全能感、というと言い過ぎかもしれないけど三田村さんが事件を起こして「バレなかった」ことにより全能感観たいなものがあったんじゃないかと思う。
始めは教授。
みんながいる前で論文を馬鹿にされたことで殺意を抱き、青酸をコップに仕込み殺害。
バレるんじゃないかとヒヤヒヤしたものの、全くバレなかったから味を占めてしまった。
バスで見かける人を好きになるくらいなら良いけど、家を突き止めて香水を3回も送るって気持ち悪すぎる。
知らない人から送られた香水つけたい人なんていないでしょうに。
怖すぎじゃん。
つける人がいたらそれは「もったいないから」とか…生ごみの匂い消したいから、とかもうそういう理由だよ。
自分の気持ちに応えてくれなかったからって、オレンジジュースに毒を入れて順子さんを殺すなんて身勝手すぎる。
罪を認める…というか自白する形になって本当に良かった。
殺意があるのは確実だし、捕まらないように行動もしているしきっと罪は重い。
右京さんの言う通り、自分のしでかしたことに震える日が来るだろう。
画像引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou_06/contents/story/0018/
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