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青天を衝け 26話「篤太夫、再会する」感想・ネタバレ 亡くなった人、生きている人

Hit the blue sky Main Visual 2 青天を衝け

鈴林です。

久々な「青天を衝け」! 前回はひたすら悲しい回想シーンばっかりだったから、今回はほのぼのなシーンが嬉しかった。

田舎の変わらなさ、というのは良い面もあるんだなと感じたよ。

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青天を衝け 26話「篤太夫、再会する」

亡くなった人、生きている人

栄一が故郷に帰る時に馬を引き連れているだけでも「お武家様のようだ」と言われるんだな…。

馬は平民が持つものではなくお武家様が持つもの、というあったってことだよね。


栄一が故郷についてすぐに長七郎に会って「よう、栄一」て普段の挨拶のように言われるところだけで何故か感動したわ。

「久しぶり!!」って感動的に言われるのも良いけど、時間の経過を感じさせない普段通りの挨拶というのも良いものがあるよね。

長七郎が既に死んでいると聞いた時はびっくりした。

てっきりあの夢が本当になるのかと思ったのに、長七郎は夢枕に立ってくれたのか。

言い方が悪いかもしれないけど、この時代の人の多くってもしかして「死ぬことによって何かを成し遂げられる」と思ってそう。

もちろんそう思ってない人もいるとは思うけど、武士や武士に憧れる人は「戦って死ぬ」とか「成し遂げるために死ぬこと」によって「成し遂げた」と思う人が多くいるような気がする。

長七郎と栄一の会話を聞いていて感じた。

長七郎は「何も成し遂げることができなかった」って言ってたけど、何を持って「成し遂げた」とするかじゃないかなー。

横濱焼き討ちを止めた長七郎は十分成し遂げているとも思えるんだけど。

同門の人達と同じように戦って死ねなかったことで、落ち込む必要は無いんじゃ…と令和に生きる私は思ってしまう。


おていちゃんが「平九郎が死んだのは兄さんのせいだ」と言うのは…気持ちはわかるけども…かわいそうだと思えてしまう。

そりゃ…栄一が平九郎を見立て養子にしたことで戦いに加わることになってしまったけども、決断をしたのは平九郎だし…。

平九郎や栄一のせいで戦が起きたわけでもないし…。

でも誰かのせいにしたいよな…。

戦場では「戦死者:1」だけどその「1」の裏には関わってる人は無数にいるよね。

栄一を出迎える人みんなかわいい

かわいかったーーーー!!

栄一がやっと帰ってくる、ということで嬉しそうなみんな! かわいい!!!

実はウキウキしていて帯を逆につけていた市郎右衛門さん、かわいい~~~~~!!!

渋沢の家に仕えている人たちも「ぼっちゃーーーん!!!」って嬉しそうなのかわいい~~~~!!!

みんなわくわくウキウキしていてかわいい。

うたもお父さんに会えるの嬉しいけど恥ずかしい、みたいなのがまたかわいい。

宴で栄一のフランスでの話もみんな楽しそうに聞いていてすごいかわいかった。

「また栄一のホラ話だよ!」と言われてたけど、これがマジなんだよな…ってのが視聴者と栄一以外ははっきりわからないのがもどかしいw

過ちばっかりだ

本当の戦いは武器を取って戦うのではなく、畑を耕し藍を売ることだった…というのはフランスに行かないとできない発見だったんじゃないかと思う。

過ちだった、と気づくために時間を費やしたことに対して栄一は後悔していたように思うけど…

人間は完璧じゃないしそれで仕方ないというか、そういうものだと思う。

誰も悪くない。

生きて、家族にまた会えたことが何よりよかったと思う。

これからどうするか

そうか…栄一ってもう無職みたいなものなのかな…とふと思ってしまった。

フランスから帰ってきて、もう幕府も無いし民部公子に仕える気も…なんか無さそうだし。

でも将軍だった慶喜に報告に行くってのは義理だよね。そういうの大事にするのさすがだわ。

慶喜に会ってこれまでの「嘆き」を話し始めてたら「お前の嘆きを聞きに来たわけではない」とはっきり言われてて、逆にスッキリした。

あの戦いではどうして…とか、どうして政権を…とか言われても…確かにもう過ぎたことだもんな。

今更話しても思い出話にしかならない。

それよりもフランスでの民部公子のことを話して、何か得るものがあるかも…と思っていたのかしら。

栄一がよく喋る、というのを改めて感じる回だった。

栄一の話を聞いて楽しそうに、そして懐かしそうにしている慶喜が印象的だった。

ずっと平和だったらよかったのにね…。

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コメント

  1. 鷲谷 城州 より:

    鈴林さん、こんにちは。

    「死ぬことによって成し遂げた」という考えは『葉隠』の一節「武士道と云うは死ぬ事と見付けたり」という言葉が誤解されて広まったせいっぽいですね。

    これは「死」そのものではなく(主君に忠勤に励むための)「死の覚悟」を説いているはずだったのですが、いつの間にか「死ぬこと」に重点が置かれてしまったようです。

    この思想が太平洋戦争まで引きずられるから、大変なことになってしまいましたね。

    • 鈴 林 鈴 林 より:

      鷲谷さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      「葉隠」という書物があったんですね。知りませんでした。
      「死ぬ = 成し遂げる」というような考えが戦争までずっと引き継がれてしまうんだな…とは私も思いました。
      一度「良いものだ」と思ったら、その考えは変えづらくなるものなんですね…。

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