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光る君へ 12話「思いの果て」感想・ネタバレ 後悔先に立たず、なんだろうか

To Hikaru Kimi_Main Visual 2 光る君へ

鈴林です。

想像がつかなかったと言えば嘘になるけど、つらいやん……。

生きていると思い通りにならないこと多いって知ってるけど、フィクションの世界くらいそうなって欲しいものだよな…。

でもあんまり主人公に都合よすぎるのも観ていてつまらないし…いやしかし…となる。

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光る君へ 12話「思いの果て」

後悔先に立たず、なんだろうか

道長の「しょうになって欲しい」のセリフの後に

  • 妾になるってどういうこと?
  • 父 為時の妾の最期
  • 妾の息子だから言うことができる「妾の本音」だと思われるもの

を見せてくるの…なんかひどくない??w

この順番が逆だったら!!

前回の「だったらどうしろと言うのだ! 勝手なことばかり言うな!」が無かったかもしれないのに…。

でも世界は2人のためだけに回ってるわけじゃないしね。

為時の妾であるなつめの最期に、あれだけ大事にしてもらえるのは…そりゃ嬉しいよな。

まひろも「力になれることがあれば何でもする」って言ってたし、娘のさわを連れていくことにも協力できた。

Episode 12 Like a Sister

そしてさわとも家族のように仲良くなれたし。

腹違いの兄である道綱が道長に言った「妾の息子から見た妾のつらいところ」は真に迫っていたように思えた。

というか道綱の「摂政さまは今でもしょっちゅうウチに来てるんだぜ……。ごめん、嫌なことを言ったな」のセリフがもう~~~~良い人感出てるんよ!!!

まぁ~~~~良い人!! だから出世できないのかもしれない!w

でも現代にも少なそうな良い人感出てる!!!!

道綱にも妾はいるし、妾を大事にしてはいるけれども兼家の妾である母を見ていて「妾からすれば足りないのだろう」と思えるのは……平安時代の男性では超珍しい気づきだと思うよ。

「相手の気持ちを考えて」とは現代ではよく言うけど、結局は自分の利することになるよう動くのが人間だし。

この時代は「女を大事にしたからとてどうなる」という思想が強そうだから、「男が大事にしていると言えば大事にしてるんだよ!!」で考えも終わりそうなところを…。

道綱は寧子やすこさんのこと大好きだし大事にしているからこそ、「足りないのだろう」という考えに至ったんだろうな。

そしてこの考えを道長に話すというのも、道長を信用しているという証にも思える。

このタイムリーな話題のおかげで、道長は「妾になって欲しいって言われたまひろの気持ち」を多少は想像できたかもしれない。

でもさーーー!!!!

まひろに「勝手なこと」を言われた足で父親のところに行って「婿入りの話進めてください」は早いって!!!

バカ!!!

トントン拍子に進んじまってるじゃねぇか!! もう確定やん!!

しかも手紙でまひろを呼び出して「倫子様との婿入り決まったって報告したくて」じゃないんだよ。

「妾でいいと言ってくれ」って願う気持ちもわかるけど、こいつ…現代だったらクソ野郎だけど平安時代だと

「お前そんなにまひろとかいう女の子と大事なの!? 意味不明~~~!!」

くらいの優しさ出してるんだろうなぁ…。

時代によって正義も価値観も変わるよね。

あれを言われてつらいのはまひろだよ…。

Rinko the Good Person

倫子さまは集まりの時にまひろを助けて「私も板目を観てみようかしら」って言ってくれたし、まひろをこれまでと同じように大事にしてくれる。

これまでも嫌な奴感無かったし、まひろにとってとても良い人に映っている。

左大臣の姫である倫子さまと摂政の息子である道長の婚約、仮に妾としてまひろが入ったとして……倫子さまと道長の仲に入ることになるし

倫子さまからしたら「まひろさんどうして!?」って思われること必至。

身分が釣り合う2人の仲に、1人だけ身分の低い自分が入ることになる…かもしれない現実。

殴られたくらいの衝撃はあったんじゃないだろうか。

まひろだって「妾でも良い」って言おうとしていたけど、あの時は道長から強く求められないし…何より身分差もあるし倫子さまに弓引くことになるし…そりゃ言えないよな…。

相手待ちになるのは良くないことではあるけれども「身分差」を考えると仕方のない気もしてしまう…つらい…。

前回「妾でもいい!」ってすぐ言えたら変わってたかもしれんけど、いやしかし…色々あったからまひろも「妾でも良い」って思えたわけだし…。

人生うまくいかねぇよ。

ってか道長と倫子さまの進展早くない????

陽キャだったか…。

私の心と体なぞどうなっても良い

Episode 12 Mind and Body Riddle

復讐に燃える女かっこいい~~~~!

大宰府に飛ばされたっていうから「え!? 菅原道真の娘!?」かと思ったら苗字からして違ったわ。ごめん。

この時代、「左遷するなら大宰府」って感じだったのかな。

兼家のこと嫌いすぎるの、なんかいいな。

まひろは道兼のこと嫌いだし、2人で組んで欲しいと思ったけど…登場人物紹介見たら

源 明子(みなもとのあきこ)

瀧内 公美(たきうち・くみ)

藤原道長のもう一人の妻。父の源高明が政変で追い落とされ、幼くして後ろ盾を失った。のちに、まひろ(紫式部)の存在に鬱屈(うっくつ)がたまっていく。

https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/p8na9PYYwM/bp/p30VrAXnOG/

そんな…!! 仲良くならなさそう!!!!w

人ってそんな簡単に仲良くなれんか…!

藤原実資の妻になる未来

Episode 12 Engagement with Jisshu?

ええーーーなって欲しかったーーーーー!w

でも実資のあの奥さん亡くなってるのショックやん。

「それ、日記に書いたら????」ってめっちゃ言ってくれる奥さん…亡くなったの?

それとも彼女は妾だったの??

実資が赤痢になっている、というのも意外。

赤痢という病気がこの時代にあるんだ! という驚きもあるし、赤痢になっても生きてる!! という驚きもあるw

宣孝が「あれはもうほぼ死人だ」ってボロクソに言って話止めてるの、現金で笑うw

でもこの時代はそういうの大事なんだろうな…。

まひろの家族

Episode 12 Drinking.

まひろ宛に来ている手紙を「道長って三郎!?」って笑いながら言う惟規のぶのり、最低だなって思ったけどまひろの様子を察して「酒でも飲もう」と言ってくれるところは優しい。

さわもグイグイ人の話聞いてくるところウゼエなって思ったけど、まひろは誰にも相談できてないし話すことで楽にも…なるんかのぉ。

でも人の手紙を勝手に見るのは良くないよ!! 気持ちはわかるけどさ!!!!

さわの「我慢しなくても良いんですよ」的なセリフも、あたしが言われたら嫌だなと思ってしまったw

でもまひろ…強い!!!

涙ぐむだけで涙流してない!!!!!!!

えらい!!!!

「これで良かったんだ」って思ってそう。

そう思わないとどうしようもないのもわかるけど、納得する!!! と思うの大事だよな。

惟規も姉の弱い部分というか、男関連で泣いてるところ見たくなかったかもしれないけど…今回ばかりは許してくれ…。

画像引用元:大河ドラマ「光る君へ」公式Xより

光る君へ 13話の感想

光る君へ 11話の感想

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鈴林
鈴林

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