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光る君へ 47話「哀しくとも」感想・ネタバレ 目の前の死と続く人生

To the Glowing You 光る君へ

鈴林です。

次でとうとう最終回か…その時が来るとはわかってはいたけれども、こんな引きで終わるなんて思わなかった。

次も楽しみだけど、終わってしまってからのことを考えるとちょっと寂しいな。

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光る君へ 47話「哀しくとも」

前例のないこと故

他国から攻められて人が殺されて牛馬も殺されて、男も女も子どもも連れ去られてるってのに

「これまでに前例のないことだしわかりません」

っていくらなんでも思考停止がすぎるだろう。

都を攻められたら、とか都までにある街も攻められたら…とか考えて動く実資が正しいと思うけど、

「前例」に則ってまつりごとをやってきた公卿たちにとっては大宰府が攻められることも「放っておけばどうにかなるだろう」とか「大宰府のことは大宰府がどうにかする」くらいの考えだったなんて恐ろしいよ。

「様子見」が必要な時もあるけれども、そうしちゃいけない時が今回だったはずなのに。

公任が言っていた「隆家は道長の敵のはずだろう! だから私は隆家側になるような発言をしなかったんだ!」というのも、道長が言う通り「それは今じゃない」んだよなぁ。

誰かの敵、とかそういう次元の話をしているのではなく外国から敵が攻めてきたんだから一丸となって戦うなり守るなりするべきだったのに…。

頼通も道長に「あまたの民が殺されているのだぞ!」って強く言われても、民よりも「私だって父のようにまつりごとができる!」という気持ちが勝って様子見する案を取るし。

実資に文を送った隆家さすがだ。

褒賞ちゃんとあげれば良いのに…「朝廷が命じた戦じゃないし、あげなくてよくない?」はいくらなんでもひどいだろ。

国も民も守った人に対してお礼しないのはひどすぎる。

実資の言う「都であぐらをかいていた我々が軽んじて良いことじゃない」というのは同意。

目の前の死と続く人生

目の前で周明死んでしまって泣いちゃうのわかるし、あれはすがっちゃうよ。

でもあれだけ周りが戦ってる中で見た目貴族のまひろがいるのは物凄く目立つし危ないのも事実。

双寿丸が助けて逃がそうとしてくれたし、周明も「逃げろ」と言ってくれたけど…あのまま置いていけるような精神を持てる人は少ないよ。

乙丸が無理やりまひろを引きはがして連れて行ってくれたけど、そうでもしないとまひろはずっと周明の傍にいただろう。

乙丸はずっと「周明から無理に離してしまったこと」を悔いているようにも思えた。

まひろが隆家に「私もあの時死んでいたら良かった」と言った時、乙丸も悲しそうに見えたよ。

隆家が「どんなに哀しくともつらくとも人生は続く」と言ったのは、説得力がある。

これまでの隆家の人生を知っていればこそ、乗り越えた隆家が目の前にいるからこその言葉だし。

隆家が都に戻る時にまひろも一緒に行くか聞いてくれたのは、まひろを気づかってのことだし…それくらいにまひろはずっと元気が無かったんだろうな。

本来なら乙丸の駄々のようなあの行動は咎められることなんだろうけれども、

乙丸は「これくらいしないとお方様は帰ろうとなさらない!! 私のためと思って、でも良いからお方様のためには帰らなければ!!」と思ったんだろう。

隆家はずっとポカン顔だったけど、まひろが許すのを見て察したように見えた。

まひろはどうなったんだ!!

「大宰府が襲われた」と知らせが入った時に百舌彦が反応してたけど、道長に長く仕えているからこそ「大宰府にいるまひろ」のことが真っ先に頭に浮かんだんだよね。

それは道長もだろうけれども。

道長の立場的に「藤式部は無事なのか」なんて聞くことはできないから、実資に言伝を頼むこともできない。

刀伊の入寇についてもう色々済んだ後に、偶然を装って賢子とすれ違い「母から文は届いたか」と聞くのが精いっぱいだったんだろうな。

賢子の頭を撫でることもできないし、親子っぽい会話をすることもできない。

道長のせいといえば道長のせいなんだけど、モヤモヤしている道長を観ていてちょっとかわいそうになったわ。

好きにおやりなさい

倫子が頼通に言う「好きにおやりなさい」と、

まひろが賢子に言う「好きにおやりなさい」の意味合いがちょっと違ったのが面白かった。

なんというか…まひろの方が子どものことを信頼しての言葉のように思えてしまう。

倫子ももちろん頼通を信頼して言ったんだろうけれども、言い方が丁寧なせいなのか…よくわからないけど。

どちらも「道長の子」に対してかけている言葉で、子どもを信頼しての言葉だけどこうも意味合いが変わってしまうのか、と感慨深くなった。

でも「光る君のようになる」という賢子もすげぇな!w

いつからなの?

彰子に旅の話を聞かれたからそのまま答えるかと思ったら、周明の衝撃がまだ尾を引いているのが…観ていてかわいそうというかつらそうだった。

旅の話をすると自然と周明との話もすることになるし、そうなると襲われた時のことも話さないといけない。

物語にすればいい、と言われたけれども…まひろはもう物語を書くつもり無いもんなぁ…。

彰子の下でまた働き始めることについても後ろ向きだったし、まひろに元気が無くて観ているこっちもつらかった。

その後で道長と会ってしまうのが…また…。

再会したけれども、抱き合うことも言葉を交わすこともできないからみつめあうことしかできない。

倫子に呼ばれている、と呼びに来た女房にうまく返事をできないくらいにまひろも衝撃を受けているのがなんだか嬉しかった。

道長の気持ちとしたら抱き合ったりこれまで何をしていたか聞きたかっただろうけど…できないのがなぁ…。

からの倫子の言葉よ。

「殿とはいつからなの? 私が知らないとでも思った?」

という正妻アタック。

道長との関係は倫子と出会う前からだけど、正直に伝えるわけにもいかないし…。

なんて言うんだろう…。

光る君へ 最終回の感想

光る君へ 46話の感想

画像引用元:大河ドラマ「光る君へ」公式X、https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/PWJKPW7K86/より

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