鎌倉殿の13人 36話「武士の鑑」感想・ネタバレ 小四郎は生かされた

13 people from Kamakura鎌倉殿の13人

鈴林です。

次回のサブタイトルにあった呪文みたいなやつ何…?

という疑問は残るが、今回も面白かった。

こうやってちょっとずつ減っていくのか…。

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鎌倉殿の13人 36話「武士の鑑」

坂東武者らしい立派な最期

Episode 36 Hopefully I'm the one.

時政が実朝に無理に花押を押してもらったせいで、畠山重忠は謀反人として討伐されることになってしまった。

実朝が後から「そんなものだと知らなかった」と言っても、実朝の権威が落ちてしまうからそれはできない。

時政を信じて花押を押したのにこんなことになるなんて実朝もショックだろうに。

戦わないために重保を人質に取り事を進めようとしたけどうまくはいかないものだよな……。

重保たちの手勢は少なかったと思うけど、和田さんと平六たちを相手にしてあの人数の少なさで

「やらなければこちらがやられていた」

って言わせるって本当にすごいことだと思う。

手心を加えることなんてできないくらいに、死を覚悟しての攻撃だったんだろうな。

重保のことがあるからこそ、次郎も引き下がることはできなくなったし…小四郎たちと戦う決意を決めたんだろうな。

死ぬ気で戦う兵は強い

Episode 36 Heading to Kamakura?

戦に出たことは無いし、これからもきっと出ないけど想像はつくよ。

そういう話も聞いたことがある気がする。

よく「守るものがあると人は強い!」と言うけども、

「死んでも構わないと思っている兵」も強いよね。

だって大怪我を負っても、それを気にせずに相手に損害を与えるためだけに命を捨てて向かってくるんだもの。

それに対する側は「命を捨てたいとは思わない」と思いながら戦ってるわけだし、命捨てて向かってくる奴らは相当強いよね。

しかもプライドがかかってるから余計に強いイメージ。

あの場で戦のことを知らないりくが口を出したらそりゃ怒られるよ…。

そんな場合ではない!

太郎がのえのことを話そうと決意したタイミング良くなかった~~~!

なぜ前回のまだ平和だった時に言えなかったのか!

次郎と戦わなければならないのか!? という時にのえの本性がどうのこうのとかマジでどうでも良いよね。

今はのえの話をしている時ではなかった。

そしてのえは太郎とすれ違った時に、あからさまに「お腹に子供がいます」って感じ出してたけどあれだと「食べ過ぎで気持ち悪い」という風にも見えた。

小四郎は冗談が下手

Episode 36 - Bad Jokes

冗談言うんだったらもっと笑いながら…とかじゃないと通じないって!w

太郎が初めての戦で怖がってるから「俺だって怖い」ということを伝えたかったんだろうけど、

あんなに真顔で「しょんべんチビッた」って言われても…信じちゃうってw

微笑ましくはなったけども、太郎が信じちゃったから必死で「冗談だ!!」って言う小四郎は面白かったw

この戦どうなるかわかりませぬ

Episode 36 You Never Know What Will Happen

八田さんいてくれるだけで頼もしいけども、その八田さんから「わかんないな~」って言われたら不安にもなるわ。

軍勢としては鎌倉の方が多いけども、畠山が何も悪いことをしていないってのは御家人たちも察してしまうよね。

Episode 36 Consequences of Actions

バカの集まりじゃないし、畠山がいつの間にか謀反をしたことになっている…ということはいつか自分たちも!? って思うのも仕方がないし。

畠山の軍はみんな「命を捨てて戦う!」という覚悟なのに対し、鎌倉側は「畠山を討って良いの…?」って思ってたら、そりゃわからなくもなるわ。

和田さんと次郎

Episode 36 I'll convince him.

和田さんと次郎は頼朝の味方になってくれた時期が近かった気がする。

和田さんが一方的? に次郎のことをライバル視していた節はあったけれども、なんだかんだ付き合いは長いし良いコンビになっていたはず……なんだよな。

小四郎と次郎が難しい話をしている横で和田さんが「俺にはわからねぇや!」という風に笑ってるシーンが多かったイメージ。

Episode 36 If You're Alive, You Can Have Fun

次郎も説得に和田さんが来るのは意外だった…? っぽいけど、平六と同じような結論に至ったような気がする。

腕相撲で決着をつけてくれれば良かったのに……!!

先に止められちゃったの悲しかった。

それだけ相手の考えていることがわかるのに戦わないといけないなんて…。

36. I don't want to live my life slurping mud.

戦をしたいわけではないけれども、謂れのない罪を着せられ息子を殺されて黙ってるなんてできないよな。

和田さんとしては次郎たちに生きていて欲しいけど、でも次郎の言う

「このままでは畠山は泥をすすって生きなければならない」

という言い分も理解できるものだったんだよね。

Thirty-six. All right. Let's fight.

確かに生きていれば楽しいことはあるけれども、誇りはずっと傷ついたままで「畠山は謀反を起こしたのに」とかずーーーっと言われなければいけなくなる。

畠山は何も悪いことはしていないし、謀反を起こす気も無かったのに…こうなっている。

Episode 36 - No Arm Wrestling

謂れが無いのに逃げるなんてことはしたくないから、戦になってるんだもん…。

和田さんも戦う気持ちにならざるを得ないよ…。

小四郎は生かされた

このドラマで戦を久々に見たわ。

九郎が生きていた頃はたくさん戦があったけど、平家が滅ぼされてからはもうずっと無かった気がする。

次郎との戦いすごかったわ…。

今まで次郎があそこまで戦うシーンを見たことなかったけど、マジで強かったのか。

小四郎たちの軍勢と直接戦うことはせずに太郎のところに行ったのは、小四郎と一騎討ちをするためだったのかな。

小四郎があのまま行かなかったら、小四郎の息子である太郎はきっと殺されていた。

それがわかったから、小四郎はすぐに馬を走らせたんだろう。

36話 一騎打ち

今まで色々相談していた次郎と小四郎があんな風に一騎討ちをするなんて、悲しいわ。

馬に乗って一騎討ちしたすぐ後に、馬上から相手に飛び込んで馬から引きずり降ろして肉弾戦って…すげーよ!!

不良もののドラマとか以外で、ああやって敵を囲んで「手出しするな!」ってのあんまり見たこと無かった気がする。

大河ドラマだとたまに? 出るような気がするけど…。

平六が「手出しすることは許さぬ」って言ってくれてよかった。

あの戦いをしたのは次郎を殺さないため、だと思ってたけど…気が済むまで戦わせるためだったのかな。

次郎マジで強かった。

というか2人とも強いんですね…坂東武者こわいわ。

匕首あいくちを使える場面でも殴っていたのは、お互いに「殺したくない」と思っていたから? なんだろうか。

小四郎がボッコボコにやられていたけど、それだけ次郎が強かったってことなのかな。

次郎は小四郎をあの場で殺すことができたのに、そうしなかったのは…「殺す理由が無いから」とか…なんだろうか。

小四郎はあの時死を覚悟したはずなのに、次郎は笑って殺さなかった。

そして満足したように帰っていった。

小四郎は次郎に生かされたし…次郎を殺さなければならなくなったことに怒っただろうな…。

戦の感想

これはちょっと頭悪い感想の方ね。

お互いに兜を脱ぎ捨てて戦うのとか、かっこよかったわ~~~。

小四郎が兜を脱いだからって次郎は脱がなくても良いのに、脱いでくれるところにこれまでの関係性が出ている気がする。

ここで頭を狙うはずがない、という意志表示にも感じるし「相手の強さ」を認めていることにも思える。

身軽になって戦いたいから脱いだ、ということでもあるよね。

馬から降りての肉弾戦は小四郎がやられてしまったけれども、ケンカだったわ…。

鎌倉側に囲まれて、あの人数を相手にしたら次郎は確実に死ぬけど平六が止めてくれたおかげでタイマンできた。

次郎はあの後結局殺されてしまうけれども、後ろ暗い気持ちが無いまま…終わったと思いたい。

一緒に戦ってきた小四郎を殺さなかったのは英断だったと思います。

あなたは見るべきだ

次郎に生かされた小四郎からすれば、次郎の首は時政には是非見て欲しいものだよね。

次郎だって家族であるはずなのに、りくにそそのかされて時政は次郎を討つように謀った。

実朝を騙すように花押を押させて、その結果が次郎の首を持ち帰ることに繋がった。

時政の決断の結果なんだから、首を見て欲しいと思うのは当然のことだわ。

小四郎の心情としては、時政よりも次郎の側についているだろうし…。

戦の後始末は誰に?

36. It's his fault, apparently.

次郎が死ぬことになったのは時政のせいなんだけど、時政は執権だからその通りにするわけにもいかない。

「畠山は無罪だったのにどうしてこんなことになったのか」

という怒りを別の人に向けて決着をつけるなんて……鎌倉って感じがするじゃねーの。

次郎を討ち取った人が押し付けられるのかと思ったら、稲毛さんか。

時政から武蔵の役職? 的なものもらえるって言われてたもんね。

稲毛さんは全く悪くないんだけれども、稲毛さんに罪を押し付けることで執権への目を欺こうという作戦はマジで「THE 鎌倉」って感じするわ。

今もこういうことって行われてるだろうけどさ。

八田さんもああやって裏工作してくれるんだな~。

Episode 36 - You'll Believe Me, Won't You?

「稲毛のせいらしいぞ」って八田さんが言うとマジでそんな風に思えてくるわ。

普段が厳つい雰囲気だからこそ、本当のことしか言わなそうなイメージある。

ああやって御家人たちに「自分から」動かせることで「自分の意志」ということにするの…頭が良いわ。

稲毛さんは本当に時政の言うとおりにしただけなのに、殺されちゃうのかわいそう。

Episode 36 The Steward's Orders

平六たちがやってきて「殺すように命令したのは執権殿だ」と言ったことで、時政への信頼は下がった…ということかな。

そそのかされた、とはいえ時政のせいでもあるのに死を見届けに来ないなんて! って感じ?

青は藍より出でて藍より青し

小四郎は時政の弟子ではないけれども。

小四郎が父である時政をうまいことやりこめることに成功した。

時政の味方をする振り? をして稲毛に罪を押し付け、それによって時政に集まる不満。

送られる訴状。

Episode 36 Stealing Away My Father

小四郎はその訴状だって準備するのに手伝っただろうに、あえて目の前で破り捨てて

「なかったことにすればいいんです。ただ…」

とこれからのことを「提案」する。

政子も心配してたけど、小四郎はさすがに父は殺さない…んだよな!?

父親だからああやって引っ込んでもらうために色々手を回したってことなんだよな?

時政が笑ってたから許してくれたのかと思ったけど、あれは「父親としての顔」か。

男としての、執権としての時政としてはりくと一緒にいるときに見せていた怒り…が本性かな。

まぁいい気持ちはしないよね!

所領を分け与える、という仕事も本来なら戦を命じた時政の役目だろうに政子に取られちゃうし。

時政はこれからどうなるんだろう。

まさか殺されたりしないよな…?

政子が「恐ろしい人になりましたね」って小四郎に言ってたけど、ホントそれなんよ。

頼朝に教わったことってのも本当だしさ…学びってすげぇ。

画像引用元:https://www.nhk.or.jp/kamakura13/story/36.html

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