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相棒1 5話「目撃者 」感想・ネタバレ 恭子先生を傷つける奴は誰であろうと許さない

相棒1_R 相棒

鈴林です。相棒17の最終回も終わって、やっと相棒1を少しずつ消化しようと思えてきたw

この話は、再放送で観たときからずっと記憶に残っている回。染谷将太さんが子役で出演しているってのもあるけど、とても面白い。

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相棒1 5話「目撃者 」

衝撃の犯人

早々にネタバレして申し訳ないけど、犯人は10歳の手塚守(てづか まもる)くん。演じているのは幼い染谷将太さん。

初めて観た時は、まさか小学生が犯人として逮捕されるとは思ってなかった。犯人が他にいるものとばかりと思ってた。大人が犯人だとばかり思っていたのに、まさかの小学生が犯人だからすごく衝撃を受けた覚えがある。

未だにこの回以上の衝撃を受けたことはない・・・気がする。小学生が犯人となるサスペンス劇場を観たことはない・・・と思う。あるかもしれないけどあたしは観たことがない。

サブタイトルの意味

この回のサブタイトルは秀逸さを感じる。サブタイトルが犯人を示唆しているわけでもあるけど、手塚守くんが目撃者を騙り、別の事件の目撃者であることも表していると思う。恭子先生が襲われた事件を目撃したからこそ、この事件が起きたとも言える。

恭子先生を傷つける奴は誰であろうと許さない

犯人が誰なのかわかっていても全部観てしまうのは相棒のすごいところだと思うど、この回は特にそれが強いと思う。

手塚守くんのIQがどれくらいなのかわからないけど、動機がとてもわかりやすいし理解できる。観ていて泣ける。

恭子先生と手塚守くんの間でどんなことがあったのかはわからない。言ってしまえば、恭子先生が手塚守くんに「異邦人」という本を貸したことくらいしか繋がりが出てこない。

担任の先生で本を貸してくれたってことだけ。それ以上の関わりが出てこない。でも手塚守くんの言う

「恭子先生を傷つける奴は誰であろうと僕が許さない」

という言葉に信憑性しか感じない。恭子先生が大好きなんだろうな、という思いが伝わるし両親が死んでから恭子先生と、親子のような関係があったのかな・・・とか想像させられる。

泣いたわ。それまでのシーンで淡々と話していた手塚守くんが、恭子先生が疑われたとなったときに声を荒げて

「だから大人は嫌なんだ!!」

って庇うところとか大好き。すごく好き泣ける。

その後すぐに右京さんが来て、騙されたってことに気づいていつもの様子に戻る。それでも恭子先生のために真相を明らかにしてくれたことには変わりない。

未来の姿と今の姿

手塚守くんはとても頭が良いからこそ、少年法が適用されて自分が罰せられないことも知っている。児童相談所に送られて家裁に〜とかも理解している。しかしもっともっと先の未来までは見据えていない。だから亀山さんは浅倉の元に連れて行ったんだろうなぁ。

あのままでは手塚守くんは未来の姿までは想像できない。ロクデナシに罪を着せて、平先生というクズを殺した手塚守くん。それで良いと確信しているし、これ以上のことはないだろうと思っている・・・んじゃないだろうか。

だからこそ浅倉と会わせて、はっきりと「未来の姿」を見せたんじゃないかと思う。

浅倉の事件はちゃんと観たことはないんだけど、知っては・・・いる。亀山さんと浅倉さんは親友だったけど、実は「平成の切り裂きジャック」だった。確か美和子さんも人質に取ってしまったり・・・したと記憶している。

右京さんと一緒に解決した事件でも大きいもの・・・のはず。この浅倉の事件は配信されてないから観られないのが辛い!

 

浅倉と会わせて「これが未来のお前だ」って言うのは、言っている方も辛いだろうな。でもそれも手塚守くんのためだろう。

浅倉がああやって話してくれたのは、本気で「ここで君を待ってる」からなんだろうな。そこまで詳しく知らないから、あくまでも想像だけど。

浅倉は亀山さんが自分のところに手塚守くんを連れてきた理由には察しがついているだろう。未来の姿として、浅倉を見せることで考え直させようとしているんじゃないか、と思っているだろう。

しかし浅倉が知らない男の子のためにそこまで優しくする必要も無い。浅倉からすれば「過去の自分のような子供」ってわけだ。何なら手塚守くんの方が、浅倉よりも若い年齢で人を殺したんだからより「将来有望」とも言える。

浅倉は本気で「待ってる」って伝えていたと思う。頭が良くて、それを理解しているからこそ。手塚守くんと自分が似ているのも理解しているからこそ、だろうな。

だから手塚守くんは泣いたんだろう。殺人鬼の本気を目の当たりにしてしまえば誰でも怖いだろう。

泣く姿もまた大人っぽい。あんなに静かに泣く10歳いないと思うわ。

 

クズがクズを殺すのが当然、と本気で思っていた手塚守くんだけどまだ変えることができる。だからこそ亀山さんは浅倉に会わせた。

浅倉との面会の後、恭子先生にすがって泣くのもまたかわいいわ。

僕だって本当はやめたい!

右京さんって事件の推理を聞かせるの好きじゃないんだ・・・。なんとなく好きなのかと思っていた。

好きでなくても必要だからこそしているのかと思った。でも今回10歳の男の子に推理を聞かせている時は、さすがに辛かったのかな。

恭子先生から「やめて!」って言われて「僕だって本当はやめたい!」って言ったのは意外だった。

あの人は出世しないね

手塚守くんの伊丹さんへの辛辣な意見笑ったw 確かに・・・相棒17でもずっと・・・変わらないけどね!w 同じだよ!w

その後また手塚守くんから話聞こうとする右京さんも「彼からだと信憑性が無いですからね」とか言ってるのも笑ったw ボロクソw

手塚守くんも「そうだね。話すよ」とか言ってるのも笑うw

伊丹さんの役どころだとしてもボロクソ言われすぎてて面白いわw

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コメント

  1. クリリン より:

    今晩は

    浅倉の時に、人質というか、殺害しようとしたのは女子高生です。

    彼女は娼婦で、浅倉は、自分の母親を殺害した動機も娼婦だからです。

    体を売る女は、誰であろうと殺害する。

    女子高生の場合、自分を目撃した口封じもありましたが。

    DVDレンタルされてますから、浅倉の事件は、それで見られたらいいかと思います。

    ちなみに、時々、小学生が犯人のドラマもありますよ。

    稲森いずみ主演のアイシテル

    小学生が小学生を殺害するドラマです。

    白夜行

    小学生が、ガールフレンドの父親を殺害しました。

    他にもあるかもしれません。

    • 鈴 林 鈴 林 より:

      クリリンさん、コメントありがとうございます!
      この回を見た時にはまだ浅倉の回を見ていなかったのですが、その後配信で観ました。ありがとうございます!
      小学生が犯人の作品、そこそこあるのですね…。
      ありがとうございます!

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