西郷どん 3話”子どもは国の宝” 感想・ネタバレ お米食べろっっっ！

鈴林です。西郷どん観始めてまだ3話だけど…事件に事欠かないドラマだなぁ。歴史の勉強になりすぎてびっくりだわ。これ観ていると「お米大事にしよう」と思うし、現代に色々感謝できる。

歴史の勉強にイマイチ身が入らない人とかは大河ドラマから入ると、より面白いと思われ！

西郷どん 3話「子どもは国の宝」

呪いのチカラっ☆

なんとなくラノベのタイトルっぽい雰囲気で書いたけど、当時はここまで軽く考えられないんだろうなぁ…。今やられるとね、きっと…

「うわ、なんか人形みつかったんだけど。キモ。てか勝手に人の家入るなよ。」

ってなって住居不法侵入とかで相手を訴えたりできそうだけど、この時代は「呪い」って大きな力を持っていると考えられていそうだからなぁ…。

島津斉彬(しまづ　なりあきら)さんの子どもを呪い殺すために、江戸の藩邸に呪い仕掛けるとかガッツがありすぎでしょ。もっと違うところに力を注いで欲しい。

あの「私がそんなことをしたなんて…！よよよ…」という芝居を観た感じでは、きっと由羅が呪ってるでしょｗそれか島津斉興(しまづ　なりおき)だと思うんだけどなぁ。

島津斉彬さんの子どもがどんどん亡くなってしまうのは悲しい。あれだけ子どもを亡くしていれば「子どもは国の宝」と考えられるのもわかる。失くしているからこそわかる大事さ、というんだろうか。

お金を借りる立場

11人も家族が居て貧乏…！この時代では、この家族の人数でもあまり多くはなかったんだろうか。むしろ普通くらい？武士の借金、というのは「逆に箔がつく」くらいの認識なんだろうか。鎌倉幕府くらいから武士の借金ってあったらしいしね。

赤山靱負(あかやま　ゆきえ)　　　沢村一樹さん

https://www.nhk.or.jp/segodon/cast/01-shimazu.html#personal

赤山靱負(あかやま　ゆきえ)さんの紹介でお金を貸してくれるところがみつかったけど…他のシーンでもそうだけど、赤山さんにみんな頼り過ぎじゃない！？ｗ

「ドラえもん、なんとかしてよ～！」

くらいの頻度で頼ってる気がする。もちろん丁寧に頼んではいるけれども。赤山さんもそれで嫌な顔しないから本当に良い人だよ…。

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吉之助のお父さんは「武士として！！」という威厳を無駄に持ちつつ、お金を貸してくれるよう頼むけど、『本当に100両貸してくれる』となってから急いで頭を下げる吉之助…マジ良い人。

吉之助は、あの頼み方ではきっと貸してくれない、と思っていたんじゃないだろうか。それでも貸してくれるというから「筋を通す」ために頭を下げたのかな。

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金を貸してもらう立場として、相手より下になって頭を下げる。貸して欲しい理由も告げる。

同じ目線で「金を！貸してもらいたい！！」って言うのは、確かに礼儀に欠ける。始めは「武士の威厳を」と言っていた吉兵衛さんも、流されて「はは～～！」って下げちゃうところが悪役になりきれない人の良さを感じさせるｗ

100両は今でいうといくらくらいなのか…。さらっと調べてみたけど、何とも難しいらしい。時代にもよるし、色々と気にしないといけない部分が多いらしい。

1000万くらい、というところもあるし…。とにかく超高額のお金を借りたんだね。

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道の真ん中で「100両を見せてたもんせ！」とか言ってて笑ったｗ取られそうだからそんなことしないで！！ｗ

夜逃げ禁止！

藩から勝手に居なくなったらダメなんだ…！武士は「脱藩(だっぱん)」と言って、ダメなのはなんとなく知ってた。坂本龍馬が脱藩してて色々言われてたからダメそうな雰囲気してたけど…。農民もダメなのか。

逃散(ちょうさん)って…。てっきり解散の別名みたいなものかと思ってました…。藩から無断でいなくなることなのか。

半次郎の親子は、もう薩摩では生きていけないと踏んで夜逃げを決行したけど逃げて、その先で生きていけるものなんだろうか。逃げた先では「あいつは逃散してきた奴らだ」と言われて普通に生きていくことは難しそうに思える。

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正助も言っていたけど、貧しいからこそ藩のお金を使い込み、貧しいからこそ逃散しようとする。何という悪循環。薩摩藩は、どうしてここまで悪循環するまで放っておいたのか疑問なくらいに、上手いこと悪循環になっている。

それだけ農民のことなど考えずに立ち回って来たということなんだろうか。農民も武士も飢えて貧しいから反乱を起きる気持ちも無い…ということなのかなぁ…。

お米おいしい

お米のCMかなってくらいに、みんな白米を喜んで食べている。見た感じ、100％白米とかではなく、玄米も少し混ぜているみたいだけどそれでもあそこまで喜んで食べている…！

お米残せないなぁ…。これ観ちゃうと…お米残したりできないわ。

漫画の「JIN-仁-」で、江戸時代頃から白米が大好きすぎて、みんな白米食べ過ぎて「脚気(かっけ)」になりやすくなった、とあったけど確かにこれを観ていると…ｗ

でしょうね！！

って感じｗ白米が大好きすぎて、嬉しくて、もうそればっかり食べちゃって栄養バランスが大変なことに…。この「白米LOVE」精神は大戦頃まで続いたらしいから、白米だけを食べるってのは良くないっすね。

武吉のお母さんにも米俵2俵もあげてて、優しい家族だ…。西郷家の誰もが「武吉のお母さんにも贈ろう！」って後押ししてくれて、心優しい家族。

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イノシシ捕ってきてウッキウキで帰ってくる吉之助と武吉も面白かったけど、お米持って実家に帰る時の「死んでるかもしれません(笑)」にも笑ったｗ

「あのばあちゃんは死なない！」という強い思いがあるからこそ言える冗談なんだろうかｗ

父を売る長男

藤木直人さんが演じるのは、阿部正弘さんか…。度々思っていたけど、「西郷どん」の公式HPは「急死する」とか、ネタバレを書くのやめて欲しいｗ

歴史ものだし、とっくにネタバレされてるようなものだけどさ…。でも登場人物紹介に書くのはどうなの！？こっちは観るのを楽しみにしてるんだよ！！ｗ

調所(ずしょ)さん、どう見たってジジイなのに江戸まで呼びつけるとか…行くだけで死にそうなのに、呼びつけておいて「この悪行はそなたらがやったのだな！」という確認だからなぁ…。道中の緊張が半端ないわ。

「このことは、私が独断でやったことです」という、よく政治家の会見とかで言われるやつ。この時代からあったのか。秘書がやったことにするやつだよね。

いくら勘定を全て預かってるからって、出兵も指示した、とかちょっと冗談キツイでしょ…。仮にそうだったとして、藩主の立場0じゃん。「あいつ、勘定持ってる奴に出兵まで命じてたらしいぜｗ」ってバカにされそうなもんだけどなぁ…。

「これを言ったのは誰ですか」からの、島津斉彬さん登場。優しいだろ～～～！

「あなたの初恋の人は来ているでしょうか！？」

的な演出があっても良かったぐらいの思いきりの良さで登場。調所さんにも「あなたが誕生したときはあんなに嬉しかったのにね…。今じゃお父上を追いつめるんですか」的な嫌味、というか恨みがましいことも言われるし。

島津斉彬さんに酒に誘われても、行きたくないから「野暮用がありまして」と言って断るのは、今と変わらないんだ～、なんて思ってたらまさかの服毒という用事！！

それにしても…毒多くない！？あんなに飲まないといけないの！？だいぶ量があったよ！？

しかも土みたいな色してたし！！あの量を飲むって意志が固まりすぎでしょ！あれ飲むくらいなら、島津斉彬さんとお酒飲んでから死ねばよかったのに…と思ってしまう。

悪口言った奴殺す

お由羅騒動って、本当にあったことなんだよね…。

長男、島津斉彬が幕府に藩の悪行を報告して、調所さんが自害したことでこんなことになるとは。斉彬派を滅ぼすために、それっぽい奴を殺していくなんて…。

なんという悪政！テンプレのような悪政！！

でもそれに逆らったら死んでしまうから、逆らうこともできないし、かといって従えばそれもまた殺されてしまうし…。

「側室の由羅のせいでこんなことに！」とか「あんな妾死んでしまえばいいのに！」と言っただけで殺される対象になるとか…怒りが強すぎるだろう。

赤山靱負(あかやま　ゆきえ)さんが切腹を言い渡されたのも、「お前、斉彬派でしょ？」という理由なんだろうな。

雑！！死ぬ理由が雑！！こんな理由で死ぬなら確かに戦いで死んだ方が良いわ。赤山さん…死んでしまうんだろうか。

新しき藩主

次回は「新しき藩主」か。もう親子の戦いに決着ついちゃう感じなの？赤山さんが死ぬ前に、島津斉彬さんは間に合うの！？

阿部正弘さんが、鹿児島に来てくれて色々正してくれたら面白いけど…江戸と鹿児島って距離ありすぎるからちょっと難しいかなぁ。

半次郎の親子がどうなったかも気になる。