鈴林です。毎回、西郷どん観る前ってあまりワクワクしないんだけど…今回は面白かった。こうやってたまに目が離せない回があるから大河ドラマって良いんだよね。
徳川幕府が誕生するまで、すごく大変だったのにいざ誕生して長く続いたらそれはそれで問題があるなんてなぁ…。諸行無常ということなんだろうか。いつまでも同じ形でいられないんだなって感じる。
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西郷どん 11話「斉彬暗殺」
ろくな父親がいない
https://www.nhk.or.jp/segodon/story/11/
ヒー様、一橋慶喜の言う事も納得できる。虎寿丸、斉彬の息子が死んでしまったばかりなのに「祝いの酒」とか言って「日ノ本の将来」について話し合うんだもの…。
もちろん理解はできる。列強、アメリカやイギリスがすぐそこまで迫る中で「自分の子どもが死んだ」、ただそれだけで話し合いの場を後に伸ばすのは良くないと判断してのことなんだろう。
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でもさぁ…逆に言うと身近な者の死を悼むことのできない奴が大多数のことを考えられるのかよ、という論法もあるんだよね…。どっちもどっち、ということにはなるんだけど。
一橋慶喜が本当は将軍になりたくないってのは知らなかった。
「私は将軍になどなりとうない!」って言うなんて、なんだかラノベの主人公みたいだ。もちろんラノベほど平和ではない。
徳川家定に嫁いでも、「大うつけ」だから子どもはできない…。やっぱり…家定は…何か障害を持っているのかな。確か昔って…障害を持っている子供は生まれてすぐに殺されたりしていたはずなんだよね。
https://www.nhk.or.jp/segodon/story/11/
でも徳川家に生まれた男子、ということからずっと生きていたということなんだろうか。障害がある人でも、子どもは作れるとは思うけど…そもそもやり方なりを知っているかも怪しいし…ね…。難しい。
この平和な日本ならまだしも、幕末の時代に国のトップが何か障害を持っている人なんて辛いだろう…。ちなみに私に障害がある人をバカにするつもりは無いのでそこはよろしく。
その家定に嫁ぐ篤姫。確かに…幸せになる未来が見えない。難しい。
一橋慶喜の父親は「自分の息子が将軍になれるなら!」と乗り気、斉彬は息子が死んでも「祝いの酒」だし娘である篤姫を「大うつけ」の家定に嫁がせようとする。確かにろくな父親ではない…。
もう何も信じない
https://www.nhk.or.jp/segodon/story/11/
吉之助が「誰も信じてない」って言うなんて相当だと思う。しかし本当に毒がみつかるとは…。
またまたぁ~~!毒じゃないんじゃない!?って思ってたけどホントに毒あるのかよ…。ヒ素か…。ヒ素カレー事件しか出てこないけど、毒なのは知ってる。焼き魚に銀のかんざしか何かを刺したら色変わっちゃうし。
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怖すぎやん…。そして監視の人、近すぎ…!!昔の盗み聞きって物理的に近寄らないといけないのはわかるけど…近い!!品川宿でもそうだけど、近い!!
薩摩藩の寮みたいなところでも近い!品川宿だから酔った振りをしたんだろうけど、左内さんは医者だし、「酔った」とかいうくせに酒の匂いがしないのはおかしいからね。下手くそめ。
祈りをささげる
虎寿丸も斉彬も、どちらも毒による暗殺だったのか…。これまでの斉彬の子どももみんな、毒殺だったのかな。幼いのに毒で亡くなるなんて…かわいそうに。
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斉彬が倒れて、吉之助が水垢離(みずごり)…というか滝行に祈祷をしてて…絵面がめっちゃ効きそうだった。特に祈祷。セーラームーンの火野レイちゃんみたいな祈祷してて、もうめっちゃ効きそう。
あんな強そうな奴に祈られたら病魔とか死ぬわ。勝てる。あれは勝てる。
あれだけ祈られた後に「斉彬の容態は回復しました」って言われると、だよねーー!!としか思えない。
スマートな殺し方:毒殺
斉彬が暗殺されるとなって、真っ先に疑うのは斉興と由羅だよね。もう今では出番無いけど、恨みといえば由羅!!w
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虎寿丸が亡くなったときの会話で「あれ?ホントに呪ってないの?」と思ったけど…もう実際はわからん。この時代は、言いがかりをつけられたものが負けって感じあるし…。証拠も弱くなっちゃうからなぁ。
でも元、とはいえ前藩主のところまで行って、面と向かって意見を言える吉之助すごい。あのお菓子は食べられませんわ…。ああなるとわかっていたから、斉興はお菓子を出したんだろうな。
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「私たちを疑ってきたんだろう?」という声が聞こえた気がしたわ。吉之助としても、あの場であのお菓子は食べられない。立場上断ることはできないけど、殿のために死ぬことはできないし。
このシーンで…出されたものをきれいに食べるって「あなたのことを信用しています」という気持ちの現れなんだなって感じた。今は「毒殺されるかも!?」という心配はほぼ無縁だけど、もらったものを食べる、ただそれだけで「相手を信頼している」というポーズになるんだね。
斉興たちに「帰れ」と言われて吉之助が泣いたのは、悔しさからだったんだろうか。証拠もないのに乗り込んできてしまった無謀さ。そして何も考えずに由羅たちが犯人だと思った浅慮さ。
結果として斉彬に迷惑をかける形になったことで…悔しくて泣いたんだろうか…。観てて悲しかった。
つまらん!
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斉彬の考えがデカすぎだろう…!!
「殿の命が狙われてるんです!」って言って、「オレの命なんて良いんだよ!バカ野郎!」って怒られると思わないじゃん…!!!
斉彬は命を狙われようとも、「民のための国」を作るために、列強から日本を守るために何かした方が意味があると感じている。何なら、自分の命を狙ってくる奴に対しても「もっとやることあんだろ」って思ってそう。
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デカすぎるよ~…。でも毒を盛られてるんだから命は大事にして欲しいよぉ~…。吉之助は斉彬がとても大事なのに、斉彬自身が自分自身をあまり大事にしない。それでも吉之助は斉彬を助けたい…。
良い関係だけど…死なないで欲しいよぉ…。
久光と正助
宝島事件ってのは別に「宝を探しに行くぞー!」的な事件ではなく、鹿児島から南にある島にイギリスとか外国の船が来て日本と戦ったという事件。
土曜日のブラタモリを見た人ならわかると思う。観てない人は、火曜の深夜にやるので是非!w渡辺謙さんも出てたよ!
久光が宝島事件をあそこまで熱心に調べたいなんて…ど、どうしたの?もっとバカな子だと思ってたんだけど…。虎寿丸が亡くなったことを聞いて、久光の中で何か変わったんだろうか。
正助が、久光にあんな風に意見するなんて思わなかった。正助は前にも赤山先生のことでお願いしてるんだよね。「あなた様のお力なら!!」ってお願いしたけど聞いてくれなかった。
でも今回は…聞いてくれたっぽい。久光もあんな風に「あなたならわかるはず!」って言われたら、やっぱり嬉しいからかな。
ここで久光に少し気に入られることで、正助は出世の道を歩むんだろうか。正助と吉之助の道筋が変わるのは、ついていく上司が違ったから…ってのもあるのかなぁ。
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