鈴林です。
相棒の消化久しぶりな気がする。
サブタイトル見ると、なんかワインセラーが人殺したみたいだけどそんなことは無い。
私はこの回を見て「置いてあるワインは触ってはいけない」と学びました。
相棒5 9話「殺人ワインセラー」
ワインに翻弄される人生
藤巻さんがソムリエの頃にされたことはひどいことだと思う。
「ロマネコンティだよ」と言われて違うものを飲まされて馬鹿にされてしまう経験はつらかったと思う。
でも石場社長にも同じようなことをしてしまっていて、自分では忘れてしまっているんだから人間って悲しい生き物だよな。
他人のことなんて大して考えていない、自分のことだけを考えている生き物。
藤巻さんにとってワインは「大好きな」ものだからこそ、軽んじたり適当なことを言ったり「にわか仕込み」な意見を言う人を嫌うんだろうけど…
もっと言い方があったよね。
ソムリエやワイン評論家も、言い方を変えれば「ワインオタク」だと思う。言い方が違うだけじゃないかしら。
石場社長へも「そのワインじゃなく、~~の方がもっとおいしく飲めるよ。試してみてよ」とかそういう言い方をすることだってできたのに、
かつて自分がされたように馬鹿にするようなことを言ってしまった。
やはり人はある程度の地位に行くと驕りたかぶってしまってそれに気づけないようになるのだろうか。
もちろん「半年後に利息めちゃ上がります」という契約を交わした石場社長も悪いよ。
そしてネタばらしを誰もいないワインセラーでするのも無防備でしょ。もっと自分がしている悪事と向き合えバカ者!w
藤巻さんが必死に集めたであろうワインを担保に取られてしまうのが、藤巻さんには何よりつらかった。
目の前で「祝杯だ。ここにあるワインは全て私のものなんだ!」と言われて怒りが頂点に達したんだろうな。
オタクの人ならわかるかもしれないけど、自分が必死に集めたコレクションを嫌いな奴が急に
「ここにあるものは全て俺のものだ! その権利がある!」
と言い出す…ような状況じゃないだろうか。
過去に藤巻さんを引っかけて嘲笑した評論家の人たちも、87年のパルトネールを飲んでも当てることができなかった。
「口直しに~」とか言っちゃうくらいだった。
「こいつらも所詮この程度なんだ!」と意趣返しはできたけれど、それと引き換えに藤巻さんはその後の人生を失ったようなもの…だよな。
ワインに嘘をつけなかった、と言えばそれまでだけど「ワインのせいで」ということもできる。
亀山さんの言うように嘘をつき続けることもできた。
「あれはパルトネールの87年です」と言い続ければ人殺しの罪を認めないままやり過ごすこともできたかもしれないのに。
誰かを陥れるということは、いずれは自分の首を絞めることにもなるのかもしれない。
そして…契約書はよく読もう…!!!!
奇跡の舌の持ち主
亀山さんは味覚が鋭敏なのか!
冠城さんは鼻だけど、亀山さんは味覚かぁ~~w
確かボンボンらしいから、昔から良いものを食べているから…なのかな?
味覚ってどうやって鍛えるのかさっぱりわからないけど、生まれつきのものも大きい気がする。
おいしいワイン飲めて嬉しそうな亀山さんかわいかったw
試飲会での服をどうしたら良いかわからない時の右京さんの「ちゃんとさせますから」というセリフが、亀山さんの保護者って感じがしてまたかわいい。
私はこの回の亀山さんを見て、「置いてあるワインに気安く触れてはならない」と学びました。
亀山さんが持っちゃったワイン、5万のものでまだよかったよね…。
100万以上するものだったら借金しないといけなかったよ…w
ってかあの亀山さんが持っちゃったワインって右京さんが払ったんだよね?
優しい!!
画像引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou_05/
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