鈴林です。
やっぱり自分に関わることになると、人って対応が変わるよな…と思える回だった。
今は高層マンションに住むと災害が来たときに大変そうだな、と真っ先に思ってしまうw
相棒6 7話「空中の楼閣」
仕事に誇りがあるなら他人も尊重しよう
勝村さんは編集者としてプライドを持っていて、自分が認めるものに対してのリスペクトがしっかりあった人なんだろうな。
「売れる」=「良いもの」という価値観ではなく、良いものは良いもの、と思っているからこそ認めないものに対してはとても辛辣だったのかもしれない。
自分の仕事に誇りを持っているのなら、仕事に関わる他の人へも同様に気遣いというか気配りというか…「彼らも誇りがある」と思ってあげればよかったのに。
表紙のデザインをしてくれる安藤さんに対してもっと認めてあげていれば、勝村さんは死ぬことは無かった。
「表紙なんてただの飾りじゃないか」という勝村さんの言葉が、本心であったからこそ勝村さんは殺されてしまった。
安藤さんは表紙デザインの仕事に誇りを持っていて、勝村さんのことも認めていたからこそ…そんな勝村さんに認められたかった。
だからこそ勝村さんに表紙デザインを軽視するようなことを言われて腹が立ったんだろうな。
個人の思想は人それぞれ違ってもちろん良いものだけど、自分の仕事に誇りを持つなら他も尊重するべきだとあたしは思う。
本の表紙は内容よりも先に読者の目に留まるものだから軽視して良いものじゃない。
0から表紙を生み出すのと、ちょっと手を加えるのだと大きな差が生まれるもの。
勝村さんも自分の価値観という狭い枠の中で生きているからこそ起きてしまった事件だったのかしら。
「沈黙の森」の舞台は地元
美和子が本を出すことになっていたなんてびっくりだ。
結局出版はされたんだろうか。
大手化粧品会社を糾弾するような内容を出版しようとしている一方で、同じ出版社でその会社とスポンサー契約を結び映画を作ろうとしているなんてダブルスタンダードだw
でも…エリセ化粧品がしていることは人に迷惑をかけていることだもんね。
庄司さんの地元が、エリセ化粧品の被害に遭っている村だったとは因果なものだ。
右京さんと亀山さんが気づいてくれたからこそ、庄司さんは次回作を自分の少年時代に決めた。
そして映画のことも白紙に戻した。
エリセ化粧品と手を組むということは、自分の地元を更に悪くすることになる…と思ったからじゃないだろうか。
記者会見中にずっと難しい顔をしていたのは、色々考えていたからなのかな。
白紙に戻すことでお金もかかるだろうし、庄司さんに入るお金も無くなる。
それを分かった上でのあの行動だろうから、本当に突然地元が変わってしまった、ということなんだろう。
美和子の本、出版できていたら良いな。
画像引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou_06/contents/story/0007/
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