鈴林です。
今回も面白かった…!
もう7話も観ているのか。
もうしばらくやって欲しい気持ちが強いんだけど、やっぱり11話くらいで終わっちゃうんだろうなぁ…。
でもドラマの終わりが来ないと我路くん出てこないしなぁ…。
今回「ネコ、抱っこ嫌がってるのかわいいワロタw」とか思って観てたら、途中から全然そういう雰囲気じゃなくなった。
ネコ…。
ミステリと言う勿れ 7話
親がいないという現実
過去に天使を呼んで両親を燃やしてもらった鷲見翼くんが言っていたことはリアルだと思う。
現実でも同じようなことが起こるだろう。
両親が揃っている、ということは「一般的な家庭」であれば当たり前のことだからこそ、そうでない人にとってはそれが壁になる。
両親の内どちらかがいないだけでも「あそこは片親だから」と言う人がいるのに、2人ともいなくなったらどうなってしまうのか…親が2人とも、もしくは片方残っている人からしたら想像したことも無い世界だろう。
NARUTOでも「親がいないとガミガミ言われなくて自由に過ごせそう」ってサクラがサスケに言ってしまったことで、サスケにキレられてたけど…ホントこれだと思う。
「親に色々言われないから良い」とかそういうレベルじゃないよね。
現実世界では親は子供の保証人でもあり、子どものことを第一に…もしくはある程度は考えてくれる存在。
「この子どもの親です」という証明をしてくれれば、親は子供のために色々な公共サービスなんかを受けることができる。
まともな親であれば子供に優しい言葉をかけてくれたり、興味を持ってくれる。
まともでない親であれば罵声や虐待をかけるけど。
親がいないと、親以外に子供を育てるところに預けられる。
翼くんの言うように、預けられたところで上手くやっていけるかも…微妙だよね。
施設には施設の、引き取られた家庭には引き取られた家庭での序列とかルールとかがあるだろう。
「これまで大変だったね。これからはここでゆっくり過ごしてね」なんて言ってくれるのは空想の世界だけで、実際はどこに行っても汚い人間と暮らさないといけない。
きれいな人間と暮らせる人は少ないだろう。
それに「親を殺す許可を出した」という罪を背負ってずっと生きていかないといけないのはつらいだろうな。
翼くんが言っていたように「あの時よりはマシだ。生きているからまだマシなんだ。」と思えればいいけど…
そうじゃなかったら…。
翼くんが確かめたように病んでしまったり、自殺してしまう子が増えてしまうのもわかる。
親にいじめられ続けた子供は、急に強くなれないと思う。
まともな環境に置かれたら強くなれるかもしれないけど、みんな「まともな環境」に置かれないまま新しい生活が始まって…弱ったまま暮らしていったからより疲弊してしまったんだろうか。
入れ替わった炎の天使
井原香音人、死んでたのかよ…全く…全く気付かなかった。
そういえば香音人は他の誰とも会話してなかった。
陸太とだけ会話をしていた。
疑われたことがあるし、そういうものかと思ったけどそれが思考停止だったのか。
ネコのシシが死んでいたのも悲しい。シシ…。
半年前に自分が「助けた」1人である鷲見翼くんに会って「ありがとう」とか「今こんなに幸せ!」とか報告されると思ってたんだろうな。
それまでずっと後悔なんてしていなかったはずだ。
でも翼くんに「あんたとオレは違う!」「あの頃よりマシだって思わなきゃ!」って言われて、これまで自分が天使として行ってきたことに対して揺らぎが生まれたんだ。
感謝されると思っていたからこそ、翼くんからの言葉はつらかっただろうな。
一緒にいる陸太は「香音人さんは間違ってない。みんなを幸せにしてきたんだ」って肯定派だったからこそ、余計にギャップのある意見だったことだろう。
たぶんだけど…翼くん以外の「助けた」子たちについても、その後を調べたりしたんじゃないだろうか。
だから余計に「もうできない」という結論になったんじゃないかな。
虐待をする親を燃やす許可を子供からもらい、家に火をつけて子供だけを助ける。
それで虐待は終わり、その後は幸せになるかと思っていたのに…そんなに甘くなかった。
「あの頃の方が良かったかも」というようなことまで翼くんは言っていたし、それだけその後がつらかったってことだよね。
そりゃ…もうできなくなるよな…。
陸太が「まだ続けて欲しい」と思うのは自由だけど、それに香音人を巻き込むってのはまた違うよなぁ。
じゃあお前がやれよ
とも思うけど…それだと結局同じことの繰り返しにもなる。
香音人は陸太という理解者というか支持者? がいたからこそ、幸せに過ごせていたのかもしれない。
そして陸太も香音人という恩人が傍にいたからこそ、幸せに過ごせた。
あのまま2人で幸せに暮らすことだって選択できたのに、香音人がりんごの皮を剥いていたことが陸太にとって「裏切り」行為に映って刺されてしまうなんて…。
それだけ赤いものを見たときの痛みがつらいから、あそこまでになってしまうのかもしれないけど
もうあの時点で香音人への信頼は全く無くなっていたんだろうな。
「香音人さんに捨てられる。もう僕はいらないんだ。」と思ったからって、刺す必要は全くない。
刺す理由は無かったはずだけど、陸太は香音人を刺した…ということは
「自分の望みを叶えてくれない香音人さんなんていらない」と思ってた…? ということにもならないだろうか。
ファンが勝手に理想像を持って、理想と違ったから勝手に幻滅する…みたいな感じ。
それが大きく出過ぎてしまったのが、香音人を刺すことに繋がったようにも思える。
陸太の中で香音人が生きていることになっていたのは、そうしないと陸太の心がもたなかったからだろうな。
陸太の中だけで生きる香音人を作り出すことで、陸太は「炎の天使」としての活動を続けて「香音人さんと一緒に子供たちを救う」ことができるから。
香音人はいない、と陸太が気づいてから部屋の様子もすっかり変わるのがすごかった。
香音人を刺してから、部屋はほぼほぼそのままなんだろうな。
ただ、暴れたりしてしまっただけで。
陸太が「真実」と向き合って苦しんでいる時に、アヴェマリアが流れるのすごく良かった。
確かアヴェマリアって「許しを乞う」意味合いがなかったっけ…?
「罪を犯した私をお許しください」というような意味が歌詞にあった…ような気がする。
検索してもうまくみつけられないからうろ覚えだけど、確かそう。
曲が流れた意味合いとしてもタイミングとしても、陸太は懺悔しているような気持ちだった…んじゃないだろうか。
僕のクラスだったら
整くんは学校の先生になりたいんだ。
モンスターペアレントからの苦情にも立ち向かえそう…!
陸太の子供時代、つらい。
親のせいで両足骨折して、車いすで学校通って…学校の奴らに無理矢理すべり台やらされ続けるってひどいじゃん。
でも…実際にこういうことがあるからまたつらいんだよな。
この描かれ方が「優しい」と思うくらいのことをされている子もいるだろう。
陸太が公園でいじめられているのを見て「カエルくんと遊んだ彼らは偉い」って誉める先生は本当にクソだな。
整くんの言うように、「カエルくん」と呼ぶ時点でダメな奴だ。
もっと何か違っていたら…と思わずにはいられない。
色んなことを考えてみよう
整くんが出会った女の人かっこいい~。
今やったら女性であっても「事案」になりそうなのが怖い世の中だけど。
ありふれた物・身近な色んなものに対して「どうしてここにあるのか」「どうしてこうなったのか」と考えることが大切って…本当にそうですね…。
全然考えずに生活してて、ごめん…!
整くんが子供の頃を思いだす時、無表情なのがつらいんだよね。
「子どもは親が一番好き」は良い話じゃない、というのは…本当にそうだと思う。
「刷り込み」みたいなものが働いているし、他に頼れる人を知らないから「親が一番好き」になってしまうんだよね。
忍者みたいなライカちゃん
ライカちゃんも香音人みたいに「実はいない」存在かなって思ったけど、
でも火のマークを描いた女の子の両親はライカちゃんに話しかけてたしなぁ…。
あの両親の猿ぐつわを外したりまたつけたりしてたから、存在はしてるよね。
ところであの虐待していた両親だけど、やはり虐待するだけあって性格がクソだなって思った。
ライカちゃんも炎の天使に助けられていたんだ。
だから火のマークにすぐ気が付いたのかな?
ライカちゃんの妹もそうだし、ライカちゃん自身も謎だ。
というか急に消えちゃうのってマジでどうやってるの? 忍者なの???
風呂光さんは整くんにあげるためにスヌード買っちゃったけど渡せなかった。
でもライカちゃんが整くんにオーナメントあげたのはバレちゃったね。
風呂光さんとライカちゃんが会話するタイミング…来るかしら。
全然話が合わなさそうw
画像引用元:https://www.fujitv.co.jp/mystery/story/story07.html
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録画できてるかなー、とか録画できたかどうか、とかに悩まされなくなるの想像以上に楽だよ!w
ドラマ以外にもアニメだったらワンピースやドラゴンボールも観られるし、フジテレビのドラマも観られるので色々観たい人にはオススメ。
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