鈴林です。
一度観たはずなのに、時間が経ってまた観ても面白いと思える…それも相棒の良いところだと思ってる!
カイトくんが容疑者として終われることになるという…後のことも考えると色々と衝撃を感じる回。
撮影規模すごかったんだろうな…と思えるくらいにすごい。
この感じを元日スペシャルでやってくれるのが相棒の良いところなんだよな!
相棒12 10話「ボマー~狙撃容疑者特命係・甲斐享を射殺せよ!」
父親は娘のためなら何でもする
これはあくまでも「一般的な父親」の場合に言えることではあると思うけど、きっとそういう人って多いんだろうな
…とは思うよ。

捕まった後の桂木重吾の良い人そうな話し方や雰囲気がすごい。
「Jボマー」の振りをしていた時は精一杯悪い人間を演じていたんだろうな、と思わせるくらいに良い人に見えた。
北本悠馬くんを巻き込むことになってしまったのは不本意だったかもしれないけど、そうしないと娘の桂木涼さんの無罪を証明することは難しかったわけだし。
カイトくんを巻き込んだのは、警察庁次長の息子なのであれば簡単に殺されることは無いだろうと踏んだからか。
当の警察庁次長 甲斐峯秋は「甲斐亨が犯罪者ならば、私に遠慮することはなく射殺して構わない!」というある種潔い人物だったわけだけれども。
桂木重吾の心境をちょっと想像しただけでもつらいものがある。
やっと日本に帰ってこれたと思ったら、娘は冤罪で捕まっていて調査しようとしていたらアナフィラキシーショックで命の危機にあるなんて…。
娘が証言していない、ということを聞いて「もしや警察内部に敵が?」と思いいたるの察しが良すぎるじゃん。
ジャーナリスト同士通ずるものがあったということなんだろうか。
娘を助けるためだったとはいえ、北本悠馬くんを巻き込んだことに後悔が残っているだろうに、ラストで悠馬くんに
「真犯人を捕まえることができてよかった」
って言ってもらえて嬉しかっただろうな。

巻き込んだカイトくんも、北本悠馬くんもどちらも良い人たちで本当によかった。
北本悠馬くんにとって、偽物だったと後から知ったとはいえ「爆弾」を体に巻いて生活していたんだしずっと怖かっただろうに。
「かつて自分が見た真犯人のことを黙っていたせいで違う人が捕まった」ということがずっと心に引っかかっていたんだな。

桂木涼さんにとって、父親がしたことは「許せないこと」でもなさそうで良かった。
桂木重吾さんが行動してくれなければ、涼さんが生きて出ることはできなかったかもしれないしね。
右京さんの思いもつかないところにデータを隠したのはさすがだわ。
国益とは誰に向けてのものなのか

かつて一度観たはずなのに犯人が誰なのか全く覚えていなかったぜ…。
冒頭で投身自殺をした長峰さんは罪の意識に耐えることができずに亡くなったんだ。
「帝国情報リサーチ」という会社名ではあるけれども…これって現実で言うと「帝国データバンク」とか「東京商工リサーチ」的な会社なんじゃないかな…。
調べている内容は現実の会社とは違うものではあるけれども…名前的にもこれらの会社を想像してつけたのではないかと勘繰ってしまう。
調べる会社であるにも関わらず、国からの命令とはいえデータを改ざんすることに同意してしまって…
その結果、母親とその子供が衰弱死してしまったことを新聞の小さな記事でみつけてしまったのか。
誰にも相談することはできないまま、身を投げる選択をした…ということは「この秘密は墓場まで持っていく」という覚悟を持って改ざんをした、ということでもあるんだろうか。
残された奥さんが新聞を取っておいてくれたからわかった事実ではあるけれども、奥さんに事実を伝えるのも勇気が必要だっただろうな。
桂木涼さんが調べていた事件が、長峰さんがデータを改ざんしてしまったということについてで…隠し持っていたデータというのが長峰さんから渡されたものだったんだ。
正木浩輔に命じられた犬養孝則は桂木涼さんの家を調べ、家に入ってきた山王美紀子さんを躊躇なく殺した。
ペンライトに残ったと思われる証拠も、犬養が後々に処理したんだろう。
公安のトップという権限を使い桂木涼さんと会った時に証拠を提出するよう求めたが、桂木涼さんは全く動じなかった。
あそこで「恥を知りなさい」って言えるのすごいよ。
助かりたいあまりに証拠を差し出しても良いことだとは思う。でもそうしないという覚悟がすごい。
正木が始め、右京さんが北本悠馬くんの似顔絵を持ってきた時に笑い飛ばしたのは「危ない」と思ったのもあるんだろうな。

そして途中から右京さんと行動を共にしたのは「こいつと一緒にいれば都合が良さそうだ」と思ったんだろう。
右京さんは誰かの手のひらの上で踊らされるのは大嫌いだけど、誰かを手のひらの上で動かすのは大好きだと…思ってる…w
正木にバレないように、中園参事官と角田課長たちと連携を取っていたのはさすがだ。
というかよく中園参事官は右京さんを信用してくれたな。内村刑事部長が撃たれたのもあって協力してくれたのかな。
正木と右京さんが桂木重吾のアジトに入り、右京さんが上を調べると行って離脱。
1人になった正木がニヤァ…! と笑ったらへんの

え!?
お前、敵!?
という驚き。当時元日スペシャルを観ていた私もしたんだろうな、とふっと思ったわ。
あの後に起爆スイッチを何度もONにするところで、他の捜査員にも「正木さんは人を殺そうとしている」と伝わったのかな。
正木さんの取り調べをする右京さんのシーン、ものすごく良かった。
人数の多い規模の大きいシーンの後での、この2人のシーンの緊迫感がまたとても面白い。
右京さんは「警察官」という立場にありながら犯罪を犯す人を許さない。
警察官でありながら桂木涼さんに罪を被せて、ましてや命を奪おうとまでした。
その理由を「国益のため」とまで言うのだから、許せるものでもなかっただろう。
正木が右京さんからの言葉で「自分のしたことは正しいことだったんだ!」と思い込もうとしてた…というところもあるのか…? と正木の涙を見てちょっと思った。
もしかすると内心「間違ったことをしているが、もう戻れない」という気持ちもあったのかな…とも思える。
あの涙は「反論できない。悪いのは自分だ。」という風な悔し涙かもしれないけどさ!
気にせず射殺してくれて構わない!
甲斐峯秋って「嫌な官僚」という部分はあるにせよ、潔いところがあるのが良いところだと思う。
カイトくんが犯人側にいるのか、という疑惑が立った時点で内村刑事部長たちを呼んだのは「息子を助けて欲しい」とかではなく
「私のことなど気にせず、甲斐亨が犯人であれば射殺しても構わない」と伝えるためだった、というのは潔すぎる。
「警察官という立場でありながら害する側に回るとは!」という気持ちが強いからこそ出る気持ちなんだろうな。
甲斐峯秋がさらわれた回でもあったけれども、警察という正義の組織を信じている面がある気がする。
そういうところは右京さんと似ているかもしれない。
カイトくんが犯人でもなく、無事だったとわかって安心しているだろうに真っ先に連絡しないところが…甲斐峯秋のダメなところだ!!w
頼もしいいつもの仲間
芹沢さんも伊丹さんも、大木も小松も角田課長も今回頼もしかった~~~!
桂木重吾を確保できたのも、犬養孝則を捕まえることができたのも、いつもの仲間たちの活躍があってこそだと思うよ!
右京さんのこれまでの功績があってのこと…といえばそうかもしれないけど、カイト君を助けたい、という気持ちがあったからこそ色々手伝ってくれたんだろうな。
大木が監視カメラ映像を確認するのに協力してくれたのは意外だった。
あーいうの得意なんだね!!
カイト君は「全部右京さんの思った通りになりましたね」とは言っていたけど、そうするために色んな人が協力してくれたことを忘れちゃいけないぜ…。
内村刑事部長のお祝いとは別に、みんなでお祝いやって欲しいわw
画像引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou_12/story/0010/
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