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相棒22 18話「インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム」感想・ネタバレ 僕たちは未来に絶望した

Partner 22. 相棒

鈴林です。

途中で「あ、この話は泣いてしまうやつや」と思ったけど、その通りになった。

悲しい…。

ゲームクリアできたら良かったのに、とも思ってしまう。

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相棒22 18話「インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム」

僕たちは未来に絶望した

Episode 17 Seishiro Yamada
山田征志郎(やまだ せいしろう)
升毅さん

市長の山田征志郎の隠し子とかなのか? と思ったけど違った。

法律で捨てられたところの市長村長が決める…なんてあったのか。

わざわざ顔まで見に来てくれて真面目に名前を考えてくれていた…というのは良い話だとは思うけど……確かに育ち方を聞いていると「こんな名前大嫌いだ」って思ってしまうのも理解できる。

前回右京さんは「本や音楽、落語が友達でした」ってさらりと何でもないように言っていて、それは一種の強がりのようにも取れたけれども…そうでも思わないとやっていられなかったのか。

Episode 18 Yamada Hope
山田希望(やまだ のぞみ)
中川翼さん

山田希望やまだ のぞみくんは一度見たらしっかりと覚えてしまう力を持っているし、記憶力だけじゃなく思考能力も幼い時からずっとすごかったんだろう。

クラスメイトや先生にも気味悪がられて、右京さんにはいたであろう「親」も持ってないから頼りになる大人もいなくて。

施設で育っているから、ということもあっていじめられて…頭が良いからこそ「これから先きっと希望はある」なんて思えなかったんだろう。

金森翔吾かなもり しょうごさんのこととても自然に「お兄ちゃん」って言ってたの、なんか泣けたわ。

友達はできず、同じ園の本城卓ほんじょう すぐるくんと金森さんと兄弟のように一緒に過ごすことでなんとか心を保って生きてきてたんだ。

でも金森さんは夢を叶えて警察官になったのに、山田くんの自殺を止めて「希望はある」って言っていたのに、自殺をしてしまった。

悲しい………!!!

描かれてはないけど卓くんも卓くんで…つらいこと多かったんだろう。

金森さんが受けていたパワハラ、というかいじめ…というか暴行もひどすぎる。

Episode 18 Apparently, Makino

正義感が強い人だったから、横暴な牧野文雄まきの ふみおに抵抗していたんだろうけど…人は何度も痛めつけられると心も傷つくから…疲弊していったんだろうな。

せめて上に報告してどうにかしようと署長に直談判したら「君は施設育ちだったか。だから常識が無いんだな。」なんて言われて…。

これまでずっと「施設育ちのくせに」「施設育ちだから」「親がいない奴はこれだから」とかずーーーーーーーっと言われ続けてきて、

Episode 18 I have a concern

そして山田正義やまだ まさよし署長の言葉があって…耐えられなくなったのか。

遺書に「憧れなきゃよかった」「正義なんてない」って書いてあるのも悲しい。

あの日のことを計算し尽して、覚悟して臨んでいたから…全ての準備が整っていたんだね。

トイレに隠した拳銃をどうするのかと思ったら、自殺するためだったのか…。

きっと卓くんは止めなかったんだろうな。

「俺もすぐに行くよ」とか言ってそう。そうじゃないと手伝わないはず。

山田くんの自殺を止められたのは、右京さんが「希望はあります」って言い続けたからだと思う。

Episode 18 Listening to Yamada-kun

右京さんの言葉じゃないときっと山田くんに届かなかった。

山田希望くんと同じように「頭が良すぎる」ことによってつらかった経験がある右京さん。

チェスの大会の時に対等に接して戦ってくれて、自分に勝った右京さん。

大会の後に「何か困ったことがあったら連絡してください」と名刺をくれた右京さん。

右京さんは何気なく「何かあったら連絡して」というつもりで名刺を普段通り渡してるだろうけど、

山田くんの周りにいた大人・同世代は山田くんにそんな風に接してこなかった。

とても眩しく輝いて見えたはず。

自分と同じくらい…もしかしたらもっと頭が良いかもしれない右京さんだからこそ、山田くんにとって「対等」もしくは「尊敬」できる存在の右京さんだからこそ山田くんの自殺を止められたと思う。

山田征志郎市長の家を爆破したのは「希望なんて名前を自分につけた恨み」と「あんな奴に正義なんて名前をつけた恨み」もあったんだよね。

市長の家が爆破されたらニュースにもなるし、その後配信するのも計画に入っていたのなら見る人も増やせるしね。

亀山さんが山田正義署長に「首を洗って待っとけ!」って言ってくれてすっきりした。

「怖い監察官が来る」って言ってて、「やったぁ!!」って言っちゃったよ。

きっと美和子も城北中央署でのことを記事にしたりしたんだろう…。

罰せられるべき人がちゃんと罰せられてる最後で良かった。

(フィクションはこういうところが良いよね)

人はどうして差別をするのか

差別されてる側は「どうして」と思うけど、差別している側は「どうして差別しちゃうんだろう」とは思わないんだよね。

差別と区別の違いもあるし、今は「~~差別だ!」と騒ぐ人も多いしよくわからなくなっている時ではある。

日本は特に、だと思うけど「みんなと違うのはおかしい」が強いから学校に通っている時は余計につらいよね。

山田くんが右京さんに「僕は更に親がいないというハンデがありました」って言ってたけど、親がいないというのは相当つらい。

両親揃っている人からすると「親がいないなんて自由じゃん」とかNARUTO初期のサクラみたいなこと言う人もいるかもしれないけど…自由には責任が伴うんだよね。

そして未成年の時はその責任を背負えない、つまり自由はない。縛りはある。

自分の身の上を保証・保護してくれる大人がいない人は生きづらいだろう、と想像の中だけでもわかる。

園の人たちも自分にかかり切りにはなってくれないしできない。

「いじめられた」とか言ってもきっと手が回らないだろう。

でもいじめる側からすると「親が怒ってこない」ってそれだけで「いじめやすい」ことになっちゃうからね…。

大人になってからも「親がいないなんて」とか言う人はよりいるだろう。

「親が片方しかいない」というだけで文句言う人だっているし。

両親がいるからといって必ずしもまともに礼儀正しく育っているわけではないんだけどね。

右京さんと亀山さんの知人が犯人になる率多いわけ

ラストの右京さん悲しそうだった。

山田くんとはチェスの大会で会ったきり連絡も取ってなかっただろうけど…それでもまた大会で戦うのを楽しみにしていただろうに…。

Episode 18 Air Chess

取り調べ室で山田くんと右京さんで過去のチェス世界大会の棋譜の再現? をエアーチェスでしていたけど、右京さんに当てられた時の山田くん…とっても嬉しそうだった。

「これがわかるんだ!!」ってなった経験、右京さんと話している時くらいしか無いんじゃないだろうか…。

確か前回も書いたけど、IQに差がありすぎると会話にならないらしいから……きっと山田くんが普通の人と会話するのはけっこう苦痛だったはず。

右京さんは負けず嫌いさとか、性格がちょっと歪んでるところとか、小野田官房長との出会いとか、亀山さんとの出会いで救われたところがあるけど…。

山田くんはまだそんなに色々経験しているわけじゃないから、ずっとずっとつらかったことが多かっただろう。

右京さんは「自分がそうだったから」というのもあって、「希望はあります」って伝え続けたんだろうな。

んでまたしても右京さんの友達、というか知り合いが犯人だったわけなんだが…相棒ってそういうの多いんだよね。

亀山さんの「旧友」とか「師匠」的な人って犯人だったり何かしら悪いことしてる率高いし、

右京さんを気に入る人、右京さんの昔の友達・知人も犯人である率が高い。

右京さん・亀山さんの知人・友人が犯人である時って…「誰でもこうなる可能性はある」という意味も含まれているんだろうか。

もちろん「話の都合上こうなった」とか「その方が面白いから」というのもあるけど、

「杉下右京も何か間違ったらこうなっていたかも」とか

「亀山薫も道が違ったらこうなっていたかも」というのがあるから…なのかなぁ~~とふと考えた。

山田希望くんが右京さんと近しいものを持っていたからこそ思ったのかもしれないけどね。

画像引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0017/、https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0018/

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