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相棒22 2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」感想・ネタバレ 死んだ人は戻ってこない

Partner 22. 相棒

鈴林です。

うわーーーー! やっと観られたぁ~~~~!!!

水曜日はワクチンの副反応で相棒を楽しむどころじゃなくて、次の日も副反応でそれどころじゃなかったから観るタイミングを見てたけど

やっぱり健康な時に観るのって最高だぜ!!

今回もとても面白かった。

こんなに警察のこと悪く描いちゃって警察から苦情とか来ないのかな、と思ってしまうような内容だったけど……。

自民党と統一教会もズブズブだったし…ね…。

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相棒22 2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」

阿佐子さんの失うもの

Episode 2 Find out who they are

こう言ってしまうと良くないけど…人って自分に関係のない人の死はそこまで悲しく思えないよね。

関係ない人の死までいちいち悲しんでたら心が死ぬとかじゃすまなそうだし、単純に「知らない人だし興味が湧かない」ということなんだろうけどさ。

でも「自分に関係のない人だし、殺しちゃってもいっか」とはならないのよ…。

相棒にたまに出てくる「大きなものを守るためには多少の犠牲は必要」というのだったか…。

悲しいって。あんな風に身内死んだらみんな悲しいって。

Episode 1 Asako Uehara
上原 阿佐子(うえはら あさこ)
栗山千明さん

村上巧むらかみ たくみさんは阿佐子さんにプロポーズしようとしていたタイミングだし、狙ったかのような時じゃん。

「毎日誰かの誕生日」という言葉が(確か)あるけど、「毎日誰かの記念日」でもあるわけよ。

だからってあの日普通に過ごしていたレストランの奥さんが死んでいいとも、あのジャーナリスト? の人が死んでいいってわけでもないけどね。

回想かなし……。

AI技術で頑張ってモンタージュして恋人との写真を加工して「牧村」の写真を作るのもすごいし、

Episode 2 Asako's Aim

なんとかして「牧村」を突き止めるために「特命係」を利用しようとして計画を立てたのもすごいんよ。

憎む相手を殺すことに成功した富田寿子とみた ひさこを思い出した。

(重い話だけど面白いから再放送か配信で観て!!!!!!)

復讐に成功した人ってレアなんだな…。

Episode 2 Tsurumi Seiichi
鶴見征一(つるみ せいいち)
使っていた偽名は吉川崇(よしかわ たかし)

鶴見征一つるみ せいいちに一撃を与えることができた阿佐子さんもすごい。

当たり前だけど日本で爆弾扱う人なんて超少ないし、刃物で人を刺したことがある人も少ない。

復讐心があるとはいえ、躊躇なく爆弾を投げナイフを持って襲い掛かり攻撃できたことだけでも覚悟を感じる。

そりゃ…そりゃ復讐したくなるよ…!!!!

刺したナイフをそのまま下にやって体を引き裂いても良かったよ!!!

「復讐なんて何も生まない」とか「そんなことやっても村上さんは喜ばない」とかそんな陳腐なことを言わずに

「彼との思い出もなかったことにしてしまうんですか」

という右京さんの言葉はとても良かった。

復讐果たしてしまったら、村上巧さんとの思い出が血まみれのもので上書きされてしまうかもしれないもんね。

普段から人を殺すような人でないなら、余計に「人を殺した」という記憶はずっとのしかかってくるだろう。

阿佐子さんは自殺しなくてよかった。

死んだ人は戻ってこない

Episode 2: The Order is Clean

「教団を追い詰めて解体まで持ち込みたいなぁ…。

でもあいつらなかなか尻尾を出さないな。

そうだ! こっちで爆破事件を起こしてあいつらのせいにして、教団を解体しよう!!」

ってバカの発案か!!!!!!!!

実行できるところが良くない!!!!

「天才バカボン」とか「おそ松さん」とかでギャグになるなら良いけど、現代日本で真剣にやるなよ!!!

そして実際に人を殺すなよ!!!!

譲歩しまくって許すんだったら、お前が死ね!!!!!!

見知らぬ人を巻き込むんじゃない!!

「誰でも良かった」じゃないんだよなぁ…。

明確な理由があったら「そっか~~。じゃあ仕方ないね」ってなるものでもないけど、

「誰でも良かった」はそれはそれで憎しみが増す答えだったわ。

何かの漫画で「戦争になると人が数字と同じになって、いくら死んでもどうとも思わなくなる」的なセリフがあった気がするけど…公安のトップとか大きな組織の上の方になるとそんな風になってしまうんだろうか。

政治家も当選前は鼻息荒く公約を果たそうとするけど、当選したら公約無視したり不倫したりお金を横領したりするもんなぁ…。

鶴見は舌を噛んで自殺するし、公安のトップだった御法川は罷免されて終わりで爆破事件についてはなーーーんも言及無し。

黙認した衣笠副総監も御法川も罰されて欲しいものだけど、そうはならないのが「政治」って感じがするわ。

でもさすがに社さんにとっても「死んだ3人は戻ってこない」というセリフは効いたっぽいな。

爆破事件で無くなった3人は、ただ巻き込まれただけだった。

彼らは「ただ生きていた」だけでなんの落ち度もない。

それなのに3人の屍を利用して社さんは衣笠さんに借りを作った形になった。

「仕方ない」と思っていることかもしれないけど、特命係はこれをずっっっっと根に持つよ……。

素直な亀山さんがありがたい

Episode 2 What do you mean?

「これまで素直な人いなかったの?」って言われたらいたと思うけど、亀山さんが断トツで素直すぎない!?

こてまりで右京さんから「僕たちを貸し出しましたね?」って言われて、真相を聞いた後あの甲斐峯秋に

「なんだって!?」的に言えるのって亀山さんだけじゃない!?!?

ちゃんと怒ってたし!!

神戸さんは上下関係気にする人だし「えっ…」って言うか察してそうだし、カイトくんは父親への怒りが先に出て「あーぁ!」ってなりそう。

冠城さんは「そうだと思いました」とかそんなんでサーーーっと流しそう。

右京さんに「俺にもわかるように教えてくださいよ!」とか「なんか良いこと言いました?」って聞くところとか…

素直~~~~~~~~~!!!!!

ありがてぇ~~~~~~~~~~!!!

特命係で貴重な存在になってしまった。

警視庁で一番素直な存在と言っても過言ではないのではないだろうか!!

いつまでもそのままでいてくれ。

青木くんを探せ!

Episode 2 I'll find you!

亀山さんが青木のことを「青木くん」って呼んでるの…なんか良いな。

もっと名前呼んで欲しい。

呼び捨てするほど仲良くはないんだけれども、親しみこもってる感じが良い。

青木の場所をどうやって探すのかと思ってたら、土師はじに頼むとはw

そういえば「はじっち!」って呼んでたねw

土師に言っていた内容が嘘ではないのがまた面白かった。

青木がペラペラ調査内容を話してくれたことで助かったのは事実だし…w

別に上から怒られてはいないだろうけど、そう言った方が土師っちは喜んでくれるだろうとして亀山さんさすがだわ!

Episode 2 - Kidnapped Again

しかし青木はさらわれて縛られて調べさせられるの2度目じゃない?

こういうの多いな。

助け甲斐の無いヒロインって感じw

お前もただの一兵卒

Episode 2 Tail Cutting

御法川はどうして「自分だけは切られない」と思ったんだろう。

「ほとぼりが冷めたらまた戻してくれますよね」って当たり前のように言っているってことは、そういうことが多かったからなのかな。

この「ほとぼりが冷めたら」は現実世界でもあることだから嫌なんだよなーーーー!

衣笠副総監にとって「御法川を切る」ことは、社さんから己を守るためには必須事項だったんだろう。

だから戻すことは絶対に無い。

罷免ということは退職金は出ないんだろうな。

軽く調べたけど出なさそう。

そして退職金のために御法川が裁判を起こすことも…きっと無いだろう。

御法川は刑務所に入ることになるか、最悪消される可能性も出てくるし。

御法川が罷免になったくらいで死んだ3人には影響が無い。

衣笠副総監の名前を呼びながら部屋めちゃめちゃにして怒ってたけど…

お前は命があってよかったじゃん としか思えなかった。

「自分だけは特別」「自分は大丈夫」という正常性バイアスがあったのかしらね。

捜査一課の反撃

Episode 2 Investigation Section Trio

捜査一課トリオの出番少ない~~~~~~~~~!!!!

最初の取り調べのシーンと坪内の写真を撮ってる時に公安を外に出す役割と、鶴見征一を逮捕するときに音無しで登場するだけか~。

「お前ら、公安に一泡吹かせたくないか?」とか言って協力を申し出た…というか煽ったんだろうなw

すごい都合のいい使われ方をしていたw

今回は「特命係の亀~~」すらなかった気がするw

特命係も無敵の人

1話からのサブタイトル「無敵の人」って入ってるから、てっきり無職でこの先夢も希望も無い人が起こす事件…かと思ったらそういうんじゃなかった。

特命係は「なんで警察にこんな組織が!?」ってくらいに異端な存在だからね。

Episode 2 Please, please, be quiet.

「頼むからおとなしくしていてくれよ!」→ 「善処します」→ 「大暴れしてくれるだろう」

の流れは笑ったw

毎回思うけど、右京さんの「自分の考えにそぐわぬ命令には絶対に『はい』と返さない」精神すごいと思うんだよね。

見習いたい。メンタルというか色々強いw

甲斐さんが公安についての話を教えてくれた時点で右京さんは気づいていたのかな。

小野田官房長のように社さんと甲斐さんが特命係…というか右京さんを動かすようになってきた。

Episode 2 Invincible Man

でも特命係は諸刃の剣だから…。

小野田官房長でさえ、右京さんを完全にコントロールできていたわけじゃないし。

きっと甲斐さんも社さんも亀山さんを軽く見てるけど、その亀山さんに足をすくわれる日も必ず来るだろう。

特命係ってちょっと厄介な神様めいたところあるよね。

大事に祀っていれば何もしないけれども、神様の考えに反することをするととたんに罰を下そうとする…的な。

右京さんに「見損ないました」とまで言われてしまった社さんと、その社さんを利用して返り咲こうとした甲斐さん。

相棒22のこれからの話でどうなるのか楽しみだわ…!!!

画像引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0002/、https://post.tv-asahi.co.jp/post-232507/ 

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