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相棒5 最終回「サザンカの咲く頃」感想・ネタバレ テロリストはあなたたちだ!

Partner5 相棒

鈴林です。

すごい話だった。そして面白かった。

相棒にはよく「日本版CIAを作りたい」とか出てくる気がするけど、この話の印象があるからだろうか…。

この話以外にも「日本版CIAを作りたい」って出てくる気がするんだよね。

やっぱり軍事的なことをできない、ということは制約が生まれて他の国から何か遅れてしまうものなんだろうか。

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相棒5 最終回「サザンカの咲く頃」

テロリストはあなたたちだ!

酒飲みながら観ているせいで、途中で止めるということを3回くらい繰り返しやっと最後まで観たw

面白かった…。

サブタイトルだけだと「なく頃にシリーズ」のように思えるけれども、全く違う内容だと思う。

プログラマーが亡くなってしまった事件から始まり、公安課長の嶋村さんに防衛省総務部部長の佐々木部長が亡くなることで深まっていく事件。

Episode 20: Toko Suwon

確かに水原塔子や南蒼市郎たちの言うことも理解できる。

10年前の事件のことがずっと心に残っていて、その無念さをなんとか解消したいのもわかる。

日本にテロリストが入ってきていて、パラボラアンテナを作った町工場の人たち次々に殺されてしまった。

他の省庁と連絡を取ってさえいれば、情報の交換さえしていればどうにかなったかもしれない事件なのに

日本の縦割り社会によって「未解決事件」になってしまった事件。

だからこそ同期の4人で集まってどうにかしようと思ったんだよな。それはわかる。

防衛省の使途不明金をちょろまかしてプログラム開発に充てたのも良くないし、日本を守るためとはいえその過程で人を殺したのも良くなかった。

Episode 20: The Case of the Senuma Brothers

瀬沼優が軍事目的のプログラム開発をやめようと思った気持ちはわかる。

ゲームがきっかけだったとはいえ、自分たちが作ったもので人が死ぬかもしれないんだったら…そりゃ嫌だよ。

軍事転用されるかどうかは使う人次第だけど、それが使われることで人が死ぬなんて開発者は一番つらいと思う。

だから弟を説得しようと思ったのにそれが叶わず、殺されてしまうとは…また悲しい。

右京さんの言う通り、嶋村さんと佐々木部長を殺した3人はテロリストになってしまっていた。

日本を守るため、テロリストから守るため、という大義名分の元で逆らう人を殺していくテロリストになっている。

その証拠に亀山さんと右京さんをさらって暴行? とかを加えようとしていたし。

情報合同会議の入り口で3人を待ち受けたのには、誘う意味もあったとは…さすが右京さん。

煽るだけの会話ではなかった。

日本を守りたいという気持ちはもちろん大切だけども、それでも人を殺してまで行うことではないと思う。

優しい警察官

Episode 20: Gentle policeman

嶋村さんが亡くなった時に山茶花さざんかの花を握りしめていた、とか「こんな風に倒れてました」と教えてくれた警察官の人、すごい良い人だと思う!

倒れていた様子まで再現してくれるなんて本当に優しい。

山茶花を摘んでしまったのは確かにあまり良くはないけれども、それでも優しいと思えたわ。

推理のシーンとかでちょいちょい出番のあった警察官さん、よかった。

小野田官房長の自宅初公開!

小野田官房長良いところ住んでる~~~!

浮気もしたことのある官房長、役職が高いだけあってさすがものすごいところに住んでいるわ。

あの家に店屋物てんやもの届ける人も部屋の建物の大きさとかで「おぉ…」と思うんじゃないだろうか。

嶋村課長が鑑識から盗んだ証拠が届いた時、ゆうパックだったのはどうしてなんだろう。

クロネコヤマトじゃダメだったんだろうか。

この頃はまだ郵便局が民営化してない……と思うけど、だからかな?

国の組織だから公安も調べやすい…とかそういうのがあってのことだろうか?

結局盗聴器はどこについていたかわからないけれど、家での会話はしっかり盗聴されてたよね。

結局右京さんたちは小野田官房長と店屋物を食べたのか…気になる!

匿う場所はあのホテル

相棒5の元日スペシャルで出てきたホテルじゃないですかーーー!!!

犯人の妹と不倫関係になってしまっていたあの支配人がもう一度登場するとは。

そしてあのホテルがもう一度出てくるとは!!

右京さんたちへの感謝のしるし…のようなものがたまきさん達の部屋にあったのとても良いね。

あの事件で亀山さんたちめちゃくちゃ活躍したもんね。

部屋の中での警護役が伊丹さんたち捜査一課トリオなのは想像ついてたけど、仲悪くて笑ったw

地方公務員の権利

Episode 20: A fanciful conversation

せっかく水原塔子たち3人を逮捕できたと思ったのに、いつの間にか身柄が他に移されていたのは残念すぎる。

というか水原塔子たちの逮捕のために、大木と小松たちが手を貸してくれていたのすごく嬉しい。

角田課長も手を貸してくれていたってことなんだけども、なんだかんだ頼れる人たちだよ…ありがたい。

だから角田課長も3人の身柄について電話で教えてくれたのかな。

右京さんが亀山さんだけクビになるようにお願いしたのは、地方公務員法を適用するためだったのか。

亀山さんが先のことを考えず、証拠もないのに美和子に記事を書かせるなんてあり得ない。

右京さんに許可をもらってからなら別として…美和子も一枚噛んでいるからこその行動だったのか。

この「地方公務員法」の利用について小野田官房長もある程度察しがついていたのかな。

右京さんとの関係も長いし予想はしていたと思われる。

ついてなかったとしても、亀山さんの人事院への異議申し立てが来た時点ですぐにわかったはずだ。

だからこそ小野田官房長自らが亀山さんを迎えに来た。

内村刑事部長たちが亀山さんを懲戒免職にしてしまえば、他の省庁で困ったことになること…警察庁長官も困ったことになる…ということをあそこにいるメンツに知らしめるためだろう。

Episode 20 Please retire

警察庁長官には、今回のことをネタにして退いてもらうつもりだったんだ。

岩佐長官は自分だけは残るつもりだったけれども、あのままあそこに残り続ければ小野田官房長から揺すられ続ける…ことになりかねない? から退いたのかな。

既に根回しも済んでいたし、あそこで退かないと3人との関係を明るみに出されてしまう…という脅しもあったんだろうか。

トップは乗っかっているだけが良い、というのは…言葉通りの意味だよね。

乗っかっているだけであれば、下から如何様にも操縦ができるということ。

上に乗っている人が変な感慨に流されてしまったがために起きた事件…と思っているのかしら。

20 episodes, they are examples

岩佐長官が去る前に特命係に会わせたのは意地が悪いなw

「彼らが今回あなたを追いやった奴らです」という紹介ってことだよね。

あれをして「君らしい」と言われるって…小野田官房長の印象ってあまり良くなかったのかな…w

画像引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou_05/

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