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フレーミングホット!チートス物語 感想・ネタバレ ただの用務員なんていない

Flaming Hot! A Tale of Cheetos 洋画

鈴林です。

原題だと「フレーミングホット」だけらしいんだけど、日本向けのタイトルがなんかダサく思えてしまうからそんなに期待してなかったんだけど…

面白かった!!!

チートス食べたくなるし、フリトレーというかペプシコという会社への好感度上がるわ。

日本語吹き替えがあれば良かったのに…。

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フレーミングホット!チートス物語

仕事は”誰にでも”必要

アメリカは移民でできた国…のようなものだから、余計に「他から来た奴のせいでうちが!」とか思ってしまうのかな。

日本は島国だから他の国から簡単に来られないけど、アメリカや多くの国は地続きで他国と繋がってるしね。

人種差別・移民であることへの差別や侮蔑、そして仕事に就けないことの大変さを感じた。

「日本の、この時代に生まれることができて本当にラッキーだったんだ」と思ってしまった。なんか申し訳ないけど、ありがたいことだなと思った。

肌の色が違うことで差別されて、息子からも「メキシコ人であることを恥じてるんでしょ?」とか言われてしまう。

悲しすぎるじゃん。

序盤のブリトーをバカにしてくるガキ大将みたいな奴が…世の中に多くいるとは…。

リチャードが仕事に就くことができなかったのは、学歴のせいもあるかもしれないけど人種のせいも…きっとあったんだろうな。

好んでドラッグを売っているわけじゃない

リチャードもトニーもドラッグを売っていたけど、仕事が無いから生きていくために仕方なくやっていたことだったのか。

どこの国でも「子どもが生まれるからまともに生きなきゃ」と思うのは同じなんだな、と気づいた。

ジュディはいくつになってもずっとかっこいいままだったけど。

フリトレーの工場でのシフトが減らされた時、トニーがドラッグの売人に戻ったように…世界中で同じようなことが起こっているんだろうなと思えた。

ドラッグを売ることが一番効率よく稼ぐことができるからやっているだけで、もっと安全にまともに働けることができるならそんな仕事に就きたい…という人がほとんどなんだろうな。

そのフリトレーでの仕事でも、ヒスパニック系だからといって「俺たちはここでの底辺だ」って言って働いてるのは悲しかった。

人間というだけで同じなのに、そんな区別はとても悲しい。

でもこの意見も、あたしが日本人だから言えることでもあるんだろう。

ただの用務員なんていない

リチャード本当にすごいよ!

高卒以上の資格が必要なのにフリトレーの面接を受ける度胸もさすがだし、入れるように説得? できたのもすごい。

そして入社してからの働きっぷりに、他のことへ興味を持つ気持ちを忘れないことが何よりすごい。

クラレンスには話しかけるな、ってヒスパニックの仲間から言われてたけど諦めたくないからチャレンジした。

仕事の前後に勉強して、あれだけ熱心に聞いてくれたらそりゃクラレンスもリチャードのことをかわいく思えるよね。

オペレーターの採用試験を受けようとする気持ちをずっと持ちつつも用務員の仕事もずっとこなして家族を支えていたのは…もう拍手を送りたい。

観ていてとても気持ちがよかった。

前へ進みたいとずっと思っていたからこそ、会社のピンチの時に社長からのメッセージをちゃんと観たんだよね。

「社長からのビデオメッセージ」って普通に考えたら…観たくはないよな。

観ても「とりあえず観た」で終わり。特に心に残ることは無い。

ロニーですら「観ても観なくても良い」と言ってた。

でもリチャードは真剣に、自分に話しかけてるんじゃないか…と思うくらいに真剣に観ていた。

「社員全員が自分がCEOだと思って働く」という意識は必要、と聞いたことはあるけど…実現するのは本当に難しいよね。

だってみんな会社よりも自分の人生でいっぱいいっぱいだし。

「CEOだと思って? 給料は変わらないのに?」って思うよな。

エンリコが心動かされたのは、あのビデオを見ましたと言ってくれたのも大きい気がする。

「見てくれた?」って言ってる時の顔、本当に嬉しそうだったもん。

きっと周りに「こんなの誰も観ませんよ」とか言われたし、反響も全然なかったんだろうな。

そこから周りを見て、商品を開発して家族で研究して、プレゼンの方法を調べたりして…。

自分に足りないと思うところを補填し、時には自信を持ち前にどんどん進んでいった。

成功した後も「ただの用務員、ただのウェイターはいない」って、他の仕事をしている人に対して尊敬の気持ちを忘れてない。

チップを配る姿は「成金になっちゃって」とも見えるけど、彼ら全員に敬意を表しているとも見える。

生き抜きたきゃジュディを探せ

ジュディがマジで良い女すぎる。

リチャードが色々悪いことしてた時に、他のギャング? の女に殴りかかるのもかっこよかったけど結婚して子どもを産んでからのジュディも超かっこいい。

バチョに対してリチャードを守る言葉を言ってくれるのもそうだし、エンリコが工場に来てリチャードの話を聞いてくれる、となった時にも励ましてくれた。

神に祈りつつもジュディはリチャードのことをずっと信じていたし、ずっと励ましてくれていた。

ジュディがマジで良い女でかっこよすぎる。

郵便局で「今祈ってるの!!」っておじさんを叱り飛ばすのもかっこよかった。

ジュディのように生きたいよ。

ゲリラマーケティングのプロ

「修道女にコンドームを売ることができる奴ら」って仲間を紹介してるの笑ったw

確かに営業マンとして考えたらマジで有能すぎる。

「普通に考えて修道女はコンドーム買わないでしょ」と思ってしまうのに、その修道女にコンドーム買わせるんだもん!!!

プロの営業だ!!!w

確かに…ドラッグを売ることができるなら、まともなものを売ろうとしたらもっと売ることができるよね。

「全然宣伝してないもん」と教えてくれるリチャードの息子ラッキーもすごいけど、実行の方法もすごい。

そして協力してくれる工場のみんなもすごい。

作った商品をほぼ全て配るって、数字に詳しくないあたしが考えても大きな支出になる。

でも「まずは食べてみないとわからない」からこそ配るんだよね。

ドラッグの売人だったトニーもトニーの仲間たちもフレーミングホットを配ってくれてるの好き。

フレーミングホット食べたくなる

思っていた以上に超面白かった。

リチャードの前向きさとジュディのかっこよさ、そして「現状をどうにかしよう」とする感じなどもう全てが面白かった。

リチャードの妄想でエンリコや上層部の話が始まるやつとか、ちょいちょい面白い感じで説明してくるのも楽しい。

実際にあったこと、ってのもまたすごいんだよな~~~。

ペプシは売上上位? 1位だった人だったかが、期間限定ペプシの味を決められる…とか聞いたことがあるけど、そういう社風があるからこそリチャードのような人をみつけられたんだろうなって感じた。

先見の明をみつけるのってすごく難しいだろうし、「投資する」と決断するのも重いと思う。

自分を卑下せず、落ち込んだ時は周りが「あなたはすごい人」「お前はもっと上に行ける」とか応援してくれて…リチャードの人の良さ故とも思えるし、周りの人の良さも感じられた。

クラレンスがマジでかっこいいのがね、良いよ。

クラレンスは工場長になった後、さらに昇進したのか気になるところだわ。

辛いお菓子って…良いよね…。

今度買おう!

画像引用元:https://eiga.com/movie/99551/

これはディズニープラスだけで観られるやつ!

ディズニー作品だけじゃなくて割と幅広く色々と配信してるDisney+ (ディズニープラス)

自社でやり始めるところにこだわりを感じる。

ディズニーってミッキーとかミニーとかプーさんとかだけだろって思う人もいるかもしれないが、

(お金の力で)今はスターウォーズやマーベル作品、ピクサー、ナショナル ジオグラフィック、スターまでディズニープラスで見られる!

スターウォーズは映画とは別にスピンオフのアニメとかもたくさん観られるし、マーベルも(Hulu限定だと思われていた作品まで)スピンオフシリーズとか色々配信されてる。

韓流系も取り揃えててもうディズニー関係なくなってる感もあるw

よくある1か月無料とかは無いからそこだけ注意してね!!

年額プランだと実質2ヵ月分無料☆

Disney+ (ディズニープラス)年額ならココから

ひとまず月額派はコッチ

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