鈴林です。今回のいだてんは歴史的背景をとても感じる回だった。前回よりは「面白かった」わけじゃないけど、こう言う回もあるよね。昔に比べたら面白いから大丈夫!
1940年オリンピックの開催地を決めるベルリンIOC総会が始まる。東京招致はかなうのかー。
そして翌日、いよいよベルリンオリンピックが開幕へ!📺9/15 #いだてん 第35回「#民族の祭典」
[総合]夜8:00 [BSプレミアム]後6:00https://t.co/JHTU24Mc0W pic.twitter.com/TLK4vVbmpf— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) September 14, 2019
時代によって考え方は変わるものだけど、力こそ正義って感じが‥‥する。
いだてん 35話「民族の祭典」
東京にオリンピックが来るまで
歴史詳しくないんだけど…1940年にオリンピック決まったけど…1940年にオリンピックってなかったよね? だって1940年ってめちゃくちゃ戦争してない…?
実際に行われたのは1964年とかなんだよね? この時間のずれがどうなるのかこれから描かれるんだろうから、それが楽しみでもあるし途中に必ずあると思われる悲しみが今からもう悲しい。
東京にオリンピックが来るにあたって中国のIOC委員が投票してくれてたんだ。日本ってアジアを代表したり東南アジア全部を背負ったりすることがありがちな気がする。良い意味でありがち。
アジアにまずオリンピックを呼ぶためにも、その足掛かりとして日本に投票したってことなんだろう。でもあのIOC委員の人は中国で非難を浴びるだろうな。
スポーツと政治は関係ないという精神を貫くためにはそれ相応の覚悟が必要なんだな。
ヒトラーの元でのオリンピック
ヒトラーってオリンピックの開会宣言したんだ…! 平和の祭典ってこのドラマで散々言っていたせいもあって「オリンピック = 平和のお祭り」というイメージがついたんだけど、そのイメージとヒトラーが重ならない。
ヒトラーの元行われるオリンピックはナチス軍に完全に統制されているって感じがした、ロスのオリンピックから考えると確かに真逆だね。
選手村を他国と一緒にしないのは気づかい…かもしれないけど、他の国と仲良くなられると困るとか、そんな意図があるんじゃないかと疑ってしまう。
聖火リレーとか、映画とか、競技場とか色々とすごいことをやっているとは思うんだけど…。期間限定でユダヤ人への差別を撤廃するとかみみっちい感じもするし良い気持ちはしないわ。
遊びで「ハイル、ヒトラー!」を言い合う空間ってのは今から考えるとものすごい空間だ。この頃はそれが普通だった、というかまだ冗談で済むレベルだったんだろうな。
マラソンで金メダル
実際にメダルを取ったのは孫くんと南くんという人たちなのに、嘉納治五郎は「やったよ金栗くん!!」って言ってくれるのが嬉しいね。ずっと欲しかった金メダル。四三は自分で取りたかったってのがもちろんあるとは思うけど、それでも後輩が取ってくれるのは嬉しいだろうな。
播磨屋の人たちもみんな総出で四三が来たことを喜んでくれるのが嬉しい。そしてシマちゃんにの陸ちゃんが‥‥よかった。四三が通報されなくて、それもよかったw
自分の国ではない国旗と国歌が流れるのは確かに…確かに微妙な気持ちだろうな…とは思う。日本人からすれば「気にしなくていいよ!」と思えるけど、本人からしたら「占領されたんだ」という気持ちになる‥‥ものかもしれない。


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