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おんな城主直虎 33話”嫌われ政次の一生” 感想・ネタバレ 小野但馬守政次の本懐は井伊を守ること

おんな城主直虎 おんな城主直虎

鈴林です。今回のおんな城主直虎は…悲しい、話だった。恨みつらみ悲しい気持ちは誰かに押し付けないとやってられないのが人間なのかもしれない、そう感じる話だった。

直親や直盛さん達が亡くなった時にも感じたけど…「おんな城主直虎」は悲しい話の作りが上手いよね…。大河ドラマで泣ける展開になった時、どうしても「真田丸」の梅ちゃんが死んだ時の「泣けねぇ」感思い出すもん…。

日曜には観ないかも、と書いてたけど気になって観てしまった。悲しかったから…いつもより少ないかも。

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おんな城主直虎 33話「嫌われ政次の一生」

本懐だった

人に嫌われ続け、家に潰され続けるのが本懐ではなく、「井伊」を残していくために「井伊」のために死ぬのが政次の、鶴の本懐か…。

本懐(ほんかい)

もとから抱いている願い。本来の希望。本意。本望。

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龍雲丸の言う通り、政次にとって守るべきは「井伊家」ではなく「おとわちゃん」だったんだろうな。なつのことは「女性」として好きだったのかもしれない。でも政次は間違いなくおとわちゃんのことを愛していた。

殿としてなのか、女としてなのかわからないけど、愛していたはずだ。おとわちゃんを守るために、死んだ。

33話 本懐だそうで_R

http://www.nhk.or.jp/naotora/story/story33/

政次はおとわちゃんに言われた「罠だ、逃げよ!」を繰り返し思い出してた。嬉しかった…のかな。完全に予想だけど、公(おおやけ)の場で庇ってくれたのが嬉しかったんじゃ…ないだろうか。想像にすぎないけどね。

近藤康用は、材木のこともあってかずっと井伊家に恨みを持っていたんだろう。それを今回利用された。

33話 近藤康用_R

http://www.nhk.or.jp/naotora/story/story33/

政次はだからこそ、自分が生贄…人身御供になろうと思った。おとわちゃんと政次は逃げればいいけど、逃げられない農民や他の人がどうなるかわからない。

川名の隠れ里に逃げている間にそんなことを考えているなんて…。なつの膝枕で寝始めたり、政次にしては珍しいと思ったけど…最後だから、あんなことをしたんだろうか。なつも、もしかしたらなんとなくわかっていたかもしれない。

千賀さんは政次とおとわちゃんを信じてくれた。それは政次の、鶴のこれまでを知っているからに他ならない。

次の一手を

33話 死ぬ前_R

http://www.nhk.or.jp/naotora/story/story33/

政次が磔(はりつけ)にされた時、おとわちゃんは泣いてしまうかと思った。それかあのまま泣かずに見守り続けるのかと思った。

「家老に裏切られていたあわれな城主」を演じるとは思わなかった。兵に政次を殺させるのではなく「怒りに任せて」政次を殺す直虎。

33話 自らの手で_R

http://www.nhk.or.jp/naotora/story/story33/

ああすれば、おとわちゃんは政次に裏切られていた、と取れる。他に取り様がない。死ぬ時まで…あんな…あんな茶番をしなければならないのが悲しかった。

政次に死んでほしくないと一番思っているおとわちゃん自ら、政次を、鶴を殺さなくちゃいけないなんて…。

33話 地獄へ落ちろ_R

http://www.nhk.or.jp/naotora/story/story33/

死の間際の言葉までお互いに嘘をついてた。本音で語り合わずに、政次は逝ってしまった…。これが、白石を託されたおとわちゃんの考えた「次の一手」なんだろうけど…悲しい。

家康とおとわちゃんの出会い

家康は、家臣にも伝えていたけど、あの騒動が実は「作られたモノ」だということを見破っていたよね。確かに胡散臭いもの。おとわちゃんたち井伊は、しのを差し出し、井伊を再興してくれるよう文を出していた。

33話 家康_R

http://www.nhk.or.jp/naotora/story/story33/

おとわちゃんの言う通り、家康の首を取るためなら門の前で襲うよりも、もっともっと良いタイミングがある。あそこで弓で襲う意味がない。

でも、武田から「今川氏真が掛川の方に行った」という文をもらったから、時間もかけられない。

だから、おとわちゃんに会った時に何も言わずに土下座して、そのまま下がったんだろう。

瀬名ちゃんが聞いたら…大激怒だよ…。だって瀬名ちゃんの友達、おとわちゃんを牢に入れるし、おとわちゃんの願いを聞き入れずに出立してしまうんだもの…。

33話 おとわちゃん_R

http://www.nhk.or.jp/naotora/story/story33/

家康は、近藤康用の策だということも見破っていたかもしれない。しかしそこに時間をかけている暇は無かった。時間をかければ、直之がみつけたように「近藤がやった」という証拠を探せただろう。しかしその時間が無い…。

家康はとことん、井伊に優しくしてくれない…。家康の家臣になったら…めっちゃ優遇してくれないと割に合わないんだけど…!!

おとわちゃんの今後

次回予告をちらっと見ただけでも、おとわちゃんめっちゃ辛そうなんだけど…。今週より来週の方が泣けそうな気がする…。

来週から政次は…出てこないのか…。なつは、事の次第を知ってもおとわちゃんを恨んだりしなさそう。そこがまたおとわちゃんを辛くさせると思うんだけどさ…。

政次には幸せになって欲しかったけど、こんな最後になるなんて思わなかった…。おとわちゃんの「地獄に堕ちろ」と政次の「女が城主など」という会話の裏では、真逆の意味が込められていたと思う。

政次ありがとう。

コメント

  1. かおり より:

    お久しぶりです(^-^)
    こちらにまでコメントしてしまい申し訳ありません(>人<)
    直虎はすこ~し地元に縁があるのでたまに見てます(^^;
    ただ、今回は見たら泣くなと思い見れませんでした…
    史実とは相違があるのは百も承知でしたが、あの様に仕上げてくるとは…
    やはりプロの方だなぁと思いました。
    今回の出来事を機に直虎が井伊を守らねばならないとより強く決心し、今後逞しくなっていく姿を見たくなりました(/_;)
    直政に対する皇帝教育も凄まじいのかなとちょっと可哀想に思いますが、城主として今度は自分が嫌われ役になろうとするのかなとも思います。
    この大河はこれからが面白くなりそうです\(^-^)/

    • 鈴 林 鈴 林 より:

      かおりさん、こちらでもコメントありがとうございます!すごく嬉しいです!!(*´▽`*)
      むしろ最近ダイエット系をほぼしてなくて…w

      地元に縁があるんですね!いいなぁ!!(゚∀゚)
      史実よりも面白さ重視なのですが、まさかこんな風になるなんて思わなかったです…。
      大河ドラマで女性がこんな風に人を殺すシーンは無かったのでは…と思います。
      さすがはプロですよね。

      そうか…!これからは直虎が嫌われ役になっちゃう…んですかね。面白そうだけど悲しい…!!
      これからも観なくてはですね!(*‘ω‘ *)

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