鈴林です。
久々に観たけど、最新の相棒とはまた違った雰囲気を感じられてこれはこれですごく良い!
この頃は80円切手かぁ…とかそんなことを考えてしまったし、現在と比べてガラケーも現役だしスマホも小さめで…時の流れを感じるぜ。
相棒11 最終回「酒壺の蛇」
難しいことは考えず彼だけを信じます

久しぶりに観たもんだから犯人誰なのか全然わからなかった。
君原いずみかよ~~~~~~~!!!
しかもガッツリ犯行に加わってるし。
何も知らない、というのも罪なんだなって強く思った。
炭素繊維は軍事にも転用できるものだから、外国に輸出するときには規制がある…というのはよく知らなかった。
でもさ、君原いずみは知ってた方が良いだろ!!!
「私ただの事務員だもん。何も知らないよ。」じゃないんだよ!!
この回を初めて観た時はあんまり気にしてなかったけど、今見るとめちゃくちゃ思う。

自分が勤めてる会社の製品についての規制くらい知っとけ!!
「私なにもわからないもん」じゃねえよ!!!!!
何にも知らないで炭素繊維のサンプルを外に出すなよ!!
君原いずみがバカ丸出しなばっかりに我孫子課長の共犯者になってしまった。
「~~の製作に炭素繊維? が必要らしくてさ。知ってる?」
そんな「明日の学校の授業で炭素繊維必要らしいんだ」みたいなテンションですごいこと言うなよ!!!
炭素繊維が必要な実験? ってなに!? どう考えてもおかしい!!
「あ、モロ私の部署だよ。明日持ってこれるか聞いてみるね!」じゃないんだよ!!
どう考えても社外秘であろうサンプルをほいほい外に出そうとするなよ!w
我孫子課長が王勇に買収されてるからまだ良かったけど、普通なら君原いずみは処分受けてるぞw
君原いずみの家でのシーン笑っちゃったわ。
その後の「このままだと僕は大使館にはいられない…そして君とも一緒にいられなくなってしまう…」のシーン。
あれもツッコミどころが多くて笑ってしまう。
まず財布? の取り出しやすいところにいつも毒が入っているというのもおかしいところだし、君原いずみに渡すように毒の小袋をちょっと上にあげているのもおかしい。
まぁそれだけ「君原いずみが愛に溺れている」ことの証明にはなるんだけどもさ…。

「難しい話はわかりません。私は彼を信じます。」の姿勢を崩さず、特命係と一緒に始末されそうだったのにひたすらに王勇を信じていたのに。
その盲目さが大嫌いだった、と手紙をもらってしまうラストは王勇の優しさをちょっと感じた。
盲目的に愛されていて「難しいことを考えられる国なのに、調べも考えもしない」君原いずみが嫌いだったのは本当だろうけど
それでも「盲目的に愛している彼女の目を覚ましてあげよう」という優しさを感じられた。
右京さんの「あなたの思い通りになりましたよ。満足ですか?」の言い方が冷たいけど礼儀を守っている感じもあって印象深い。
もう王勇は君原いずみを迎えに来ることは無いし、君原いずみを愛していると言ったのもウソだったし、
君原いずみに残ったのは警察官を殺したという罪だけだ。
あいつの方が出世しちまった

角田課長の友達とか親交の深かった人も、死んでしまったり事件に巻き込まれて殺されてしまう…ということが多い気がした。
角田課長周りの人の出演回数が少ないのもあるけど…いや、だからかな…?
毒キノコを食べて警察幹部が亡くなった、というのは「あり得ない」ことではないけど受け入れがたいことだよね。
しかも恩地さんは「デカいヤマ」を追っていたというのに、急に1人でキノコ狩りに出かけて家でキノコ鍋をして死んでいたってのもおかしな話だし。
日常にあふれていて接触するかもしれない毒が「毒キノコ」だったから、毒キノコの毒だったんだろうけど…本当は東国のスパイを追って殺されたっていうのに警察葬にもならず2階級特進にもならないのは悲しすぎる。
恩地さんを殺した犯人は捕まりはしたけれども、共犯の王は東国に行ってしまって二度と日本には来ないだろうし。
恩地さんの奥さんにも真実を伝えることはできないだろう。
「毒キノコを食べての事故死」だから葬式に警察関係者も少ないし、そもそもの参列者も少ないけど伊丹さんが「面識は無いけど最期まで警察官として生きた方だから」と来てくれたのは嬉しかっただろうな。
全部終わった後、明るく特命係にやってきた角田課長は全てをふっ切れたわけではないんだろうけどそれでも明るく生きていこうとしていてかっこいいよ。
メールで送りつけられるウィルス
メールアドレス教えたら、そのアドレス宛に監視アプリとか盗聴系色々盛りだくさんの入れられて勝手に向こうでリモート操作できるようになるの怖すぎるやん!!!
嫌すぎるそんなの!!!!
メールにどれだけ積ませるんだよ!!w
カイト君が使ってたのはandroid!? それともiPhoneどっち!?
というかどちらであっても、そんなものをメールに乗せて送ることはできるの…?
いやさすがに2013年のドラマ時点と、現在は違うとは思うけどさ。
カイト君のスマホのバッテリーへの負荷をかけまくって、ガスが充満した部屋で爆発するように仕向けるという手口も恐ろしすぎる。
故意にバッテリー爆発させるって発想がもう怖い。
甲斐峯秋はアメリカCIAに恩を売ることができた、とホクホクだったけどちょっと間違えばカイト君が死んでいたかもしれないってのに…。
もう出ないと思った

岩月さんって「ビリー」以降出てないのかと思ったら最終回にもいたのか!!
未だに観てないよ映画…w 観るか……!!
伊丹さんに当然のように連絡する岩月さん何なの…?? 仲良しアピ!?w
この頃からサイバー犯罪対策課ってあったんだな…とか、岩月さんは特命係にガンガン使われてはないんだな…とか、
色んなことを考えてしまうね…w
駆使される特命ネットワーク
事件にもなっていない事件、しかし事故ではないことは濃厚…として角田課長たちと捜査一課トリオでじわじわ進められていた事件に大河内監察官も加わって話が大きくなっていった。
自国に戻ろうとする王勇を止めるために、領空内誘導を使おうとする右京さんとその右京さんに協力するために神戸さんも手を貸してくれる…というのが熱い。
神戸さんが手を回してくれたことで航空警察にも王勇の写真が共有されて「なんとしてでも捕らえよう」としてくれてるのが嬉しい。
神戸さんの顔は映らなかったけど、こういうの良いよね!
ケチな坊主と純粋な者

検索したらこの相棒11のサブタイトルか、この民話かくらいしか出てこなかった。
右京さん「あまり詳しくありませんが…」という割になかなかに詳しくて「素人質問で恐縮ですが」と近しいものを感じたわw
甲斐峯秋が言う「酒壺の蛇」というのと、右京さんが言うのとは違った。
右京さんは甲斐峯秋のことを「ケチな坊主」と言ったも同然だったと思ってる。
甲斐峯秋は内村刑事部長に対し「見るものによって恐ろしい蛇にもうまい酒にもなる」という話として語っていたけど、
右京さんが話していた「酒壺の蛇」の話の方が民話の内容に沿っている。
民話だし終わり方とか諸説あるんだろうけど「人にやらず自分のものにしてしまったので、仏さまの罰があたった」というような終わり方はきっと同じなんだろうな。
甲斐峯秋は「領空内誘導」をカイト君から聞き出したことに満足気だけど、右京さんはそんな失敗よりも「警察官として大事にしているもの」を持っているカイト君を評価している。
※後々を考えると複雑ではある。メガネ違い、とかそういう問題じゃなくない…? とかも思っちゃう。
カイト君がこれまでの「父親に対するこだわり」のようなものを謝罪するラストは、これまでとは違う新しい「甲斐亨」という警察官としてやっていこうとしているという気持ちの表れを感じるな!
画像引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou_11/story/index.html
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